孫文 (下) (中公文庫 ち 3-36)
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孫文 (下) (中公文庫 ち 3-36) / 感想・レビュー
優希
どこまでも革命の炎を燃やし続けた孫文。その青春と共に実像に迫る歴史長編だと思います。自らの意思を曲げないのが真の革命家と言えるのでしょう。
2022/09/24
CCC
学校で辛亥革命とセットで憶えさせられた記憶しかないが、気になるところだったので読んでみた。まさかこんな始終根回しみたいな事をやってる話になるとは思わなかった。「華人ネットワークを縦横無尽に泳ぎまわった」だけあって、登場人物や舞台の移り変わりが目まぐるしい。淡々とした文章も相まって、やや話に入り込みずらかった。
2013/03/18
よし
孫文に関する書籍は数冊読んだが、それぞれ革命成功に至る過程の描き方が違って面白い。この本はあくまで孫文をメインに立てているからか、武昌起義成功までの階段を順々に登っていくような描写になっている。リアリティに欠ける反面、読みやすく、スッと入ってくる感じ。
2014/02/04
tokiniwa
孫文は日本人には分かりにくい人物だ。少しでも学んでいきたい。
2013/08/12
ダージリン
国外追放されていたとは言え、辛亥革命のタイミングでは、孫文はアメリカなどに資金援助を求める動きだけしかしていないように見えてしまう。孫文自身の革命理念の深化などもあまり取り上げられていない気もするし、小説としては盛り上がりに欠けたか。
2011/01/05
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