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トゲトゲの気持 (中公文庫 あ 60-1)

トゲトゲの気持 (中公文庫 あ 60-1)

トゲトゲの気持 (中公文庫 あ 60-1)

作家
阿川佐和子
出版社
中央公論新社
発売日
2006-10-25
ISBN
9784122047600
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トゲトゲの気持 (中公文庫 あ 60-1) / 感想・レビュー

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こおり

阿川さん、ほんと大好きです。知的で育ちの良い方なのに、すんごいズボラなところもあったりして。さすがに胸当て下着の件はびっくらこいたけどね!もういちいちが面白くて通勤電車でニヤニヤしっぱなしでした。

2017/04/10

桜もち 太郎

作者が「コツコツぐだぐだ」と書き続けたエッセイ集。スラスラスイスイと読むことができた。下着(ブラジャー)を3週間も替えずににつけているなんて!女を捨てた言動には笑ってしまう。「私を踏み台にしてますます明るく元気に歳をとってくださいませ」とあとがきにあるように、どこまでも明るく前向きに生きる作者の心根にホッとする自分がいた。「トゲありトゲなしトゲトゲ」という虫、見てみたい。

2019/06/23

akane

「こんなことでいいのかっ」と阿川さんが驚いたビオフェルミンよろしく、本書を読んだだけで、日々抱え込んでいたウツや肩こりまでがすーっと消えた。さながらサプリ本だった。文豪志賀直哉に師事したという弘之氏(私にとっては超すごい人!というイメージ)が、身内のためと称してさも優しそうに軽い荷物を持つくだりなど、ほんと可笑しい。何より驚いたのは、女性でありながら、不潔ととられかねない自身の話でも暴露してしまう彼女のサービス精神。しっかり地に足がついていなければ、なかなか出せない勇気だと思う。とてもチャーミングな女性。

2017/04/28

もちほっぺ

お盆休みの帰省の電車で読了! 阿河さんの2冊め、表紙のとげとげくん?が可愛くてジャケット借りしました。婦人公論で連載されてたエッセイがまとまった本らしく、読み手の年齢層が上に設定されてるのかな?という感じ。 「孫の始末」に登場するおじいちゃんが人間力ありすぎて、心に残りました。

2016/08/12

しゃちべえ

婦人公論に連載された、阿川さんのショートエッセイをまとめたもの。短いながらも、やまあり、おちあり、さすが。共感するところも多いけれど、胸襟…の話題は、ええええっとのけぞってしまった。3週間も洗わないってすごいです…。

2014/11/18

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