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永遠の朝の暗闇 (中公文庫 い 101-4)

永遠の朝の暗闇 (中公文庫 い 101-4)

永遠の朝の暗闇 (中公文庫 い 101-4)

作家
岩井志麻子
出版社
中央公論新社
発売日
2006-10-01
ISBN
9784122047617
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永遠の朝の暗闇 (中公文庫 い 101-4) / 感想・レビュー

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James Hayashi

初読み作家。バラエティで下ネタを扱うタレントでもあるらしい。3人の女性をあぶり出した作品だが、中途半端にしか描き出されていないと感じた。恋愛に未熟で妻子ある男に惚れ込んでいく香奈子。その男の妻のシイナ。椎名の娘の美織。出だしは引き込まれたが、現実味のないシイナの考え方、有り様。共感できない香奈子や美織など魅力ない登場人物。いろいろ賞を取られている作家なので他の物を読んで見たい。

2018/08/30

シャボン玉

美織の友達の名前、香里と茉帆子の名前が混じって【香帆子】になってる(誤植)264ページ  香奈子、シイナ、美織のなかでシイナが一番よかった。それにしても男どもが全然ダメだね。イライラした。

2021/02/06

作者の作品は何作か読んでるが、ホラーもエロスも出てこない作品。登場人物の3人の女のそれぞれの心の葛藤と淋しさを描いているのはいいのだけど、どこか私小説的なのが残念。

2015/11/08

genki0412

久しぶりに手にした岩井志麻子。改めて、“彼女の描く世界観が好きだ”と感じた。私小説的な香りのする作品で、読みながら「彼女の想いや願望なのかな」と、時々切なくなったりもした。テレビで見る岩井志麻子は、シイナ同様エキセントリックな印象だけれど、本当の中身は繊細な人なんだろう、という気がする。過去に読んだ作品も、改めて読み直してみようと思う。とにかく、文章が好き。表現が。

2016/03/23

きよこ

3人の女たち。 愛人。妻。娘。 間違っている人も,正しい人も,いない。 それぞれがそれぞれの立場で戦って,傷ついて,生きている。 それだけのこと。

2007/09/25

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