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これは王国のかぎ (中公文庫 お 65-9)

これは王国のかぎ (中公文庫 お 65-9)

これは王国のかぎ (中公文庫 お 65-9)

作家
荻原規子
佐竹美保
出版社
中央公論新社
発売日
2007-02-01
ISBN
9784122048119
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これは王国のかぎ (中公文庫 お 65-9) / 感想・レビュー

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優希

まさにアラビアンナイトの世界でした。失恋で落ち込んでいたひろみは、突如ランプから魔神族として呼び出される。そこから始まる魔法と冒険の物語にワクワクしました。ジャニとなったひろみがどんな時でも普通の女の子の感覚なのにも共感できます。彼女がいた異国の世界は作り出された物語でしたけれど、その夢の時間があったからこそ新たな歩みの第一歩を踏み出せたのだと思いました。児童書ならではの夢が詰まった一冊です。

2017/01/30

優希

再読です。アラビアンナイトの世界が色濃く、創作でありながら共にその世界にいるような気分になりました。「外」から新たな場へと引き込まれることは自分の内の鍵を開けることなのですね。誰しも何か特別な物語を持っている。その物語の中で自分と向き合うことが大切なのかもしれないですね。面白かったです。異世界が自分の中にあるというのにワクワクします。

2018/08/04

はらぺこ

この歳で言うのもなんですが、好きな感じです。主人公のイメージは制服で空を飛ぶし、たまに小鬼って言われるから「ラムちゃん」かな?空を飛べて、しかも姿が消せるので「Qちゃん」に近いかも?制限付きでモノが出せるので安物の四次元ポケットが付いたQちゃんやな(見た目やなく、あくまでもイメージです)。最後まで安心して読めた1冊でした。

2010/08/20

はる

中学生の女の子がアラビアンナイトの世界に飛び込んで冒険する物語。主人公が魔法を使える存在になって、脇役的な立場になるというのは珍しいのでは。児童書らしく安心して読める冒険譚でした。ラストはちょっと意外でしたね。文庫化されるようですが、書き下ろしがあるようなので楽しみです。

2016/02/23

キャプテン

★★★★☆_「幻想味覚ファンタG(グレープ)フェア」第二弾。【どくしょかんそうぶん_社会人キャプ夫_しつれんしたおんなのこが、アラビアンナイトのせかいにまぎれこんでおどろいた。ぼくもスーパーサイヤじんみたいなジンになりたいな。おもしろかた】と、つい童心に返る心境。余談だが、子供の頃に地元の図書館に何度もこの本を借りに行ったのだが、常に誰かが借りており、結局読めなかった作品。本屋でこの本を見つけた時、嬉しくて思わず購入してしまった。大人はね、四桁の数字があれば何でもできるのさ。そう、《それは通帳のかぎ》。

2016/09/14

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