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宇田川心中 (中公文庫 こ 46-1)

宇田川心中 (中公文庫 こ 46-1)

宇田川心中 (中公文庫 こ 46-1)

作家
小林恭二
出版社
中央公論新社
発売日
2007-03-01
ISBN
9784122048287
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宇田川心中 (中公文庫 こ 46-1) / 感想・レビュー

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サラダボウル

東京、渋谷。川、谷、坂の名が多いこの地には、かつて大和田道玄という盗賊がいた。鎌倉時代の和田合戦で和田につき、武蔵の地での戦いでは土地の利を活かして生き残った。のちに、道玄は二人の娘を失い‥。その地には、恋に破れた者を救う寺ができた。鎌倉、幕末、現代と因果が巡る。恋って、なんだよー!!その若者らしい叫びが、渋谷の町に響いたような。

2023/07/16

九鳥

すごく満足。ファンタジーのような恋愛小説のような時代劇のような不思議な物語。歌舞伎の狂言みたいにケレン味と人情と悪と異形と因果がちりばめられてておなかいっぱい。

2008/12/15

バッカス

誰かの書評にインスパイアされて読んだ本。河竹黙阿弥、歌舞伎、現代人タイムトリップって、著者のおはこなのね。岩波新書にこの展開で、三人吉三を解説したものがあり、とても興味深く読んだ。河竹黙阿弥を登場人物にしているところは、進化か。

2020/01/12

justdon'taskmewhatitwas

「何で芝居の台詞っぽいの?」「小林恭二だから」「何で江戸もの仕立てなの?」「小林恭二だから」「何で恋愛拗らせてんの?」「小林恭二だから」「何でこんなに面白いの?」「小林恭二だから」

2017/03/12

YH

いのうえ歌舞伎みたい。劇団新幹線が渋谷のパルコ劇場で上演したらきっととてもよいと思う。

2009/01/18

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