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買物71番勝負 (中公文庫 ひ 26-1)

買物71番勝負 (中公文庫 ひ 26-1)

買物71番勝負 (中公文庫 ひ 26-1)

作家
平松洋子
出版社
中央公論新社
発売日
2007-04-01
ISBN
9784122048393
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買物71番勝負 (中公文庫 ひ 26-1) / 感想・レビュー

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ユメ

買物はいつだって真剣勝負、恋愛と同じ。そんな平松洋子さんによる、本気の買物リポートエッセイ。71番勝負ひとつひとつに平松さんのホンネがずらり、買ったものと買ったお店、使った感想が詳細に記されているので、買物ガイドとしても役に立つし、読み物としても面白い。本書の素晴らしいのは、買物における失敗についても赤裸々に綴られているところ。しかも、失敗ののちどうやってリベンジしたかというところまできっちりリポートされているので、非常に参考になる。買物をした瞬間の快感を「ドラ連打」と表現する妙にしきりに膝を打った。

2018/01/15

おくらさん

平松さんの読み漁っているひとつ。買物の基準は人それぞれだからこそ、お人柄も垣間見える。 電車の中で読了。

2021/08/23

rakim

昨今言われている‘断捨離’には引っかからない手元に置いておきたいもの、一生付き合いたいもの、他人はどうであれこれだけは私の好きなもの、って誰にでもいくつかはあると思います。それを買うのはまさに真剣勝負。遠くたって待たされたって我慢できるような愛着物が満載。他人(平松さん)のこだわりが私のとは違う部分もあるけれど参考になるものもあって面白い。日常品や食べ物のこだわり部分がより面白く読みました。

2014/03/30

ビスケ

再読。平松洋子は、食べ物だけでなく、「物」への愛情もすごかった。愛がビシバシ伝わってくるので、こちらも物欲が高まり、ついメモ。レディグレイ(紅茶)とアルガンオイルのシャンプー、買ってみました。満足満足。

2010/08/24

rin

★★★★★…最近の断捨離ブームや、ミニマリストブームとは真逆の道をいく買物エッセイ。モノ対平松さんの熱いバトルがこれでもかと繰り広げられる。熟考し、運命の出会いを待ち、ビビッと来た時は即断即決!なんて楽しそうに買物をする人なんだろう。モノは少なくと思い詰めていた私の心をゆるゆると溶かしていく。私もこんな楽しい買物がしたい!この本は決して爆買いを推奨しているわけではない。本当に必要なモノなら無理に減らす必要はない、その代わり選ぶ時、買う時は真剣に。一本筋の通った買いっぷりになんだか励まされた。

2016/01/26

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