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骨肉 (中公文庫 あ 61-2)

骨肉 (中公文庫 あ 61-2)

骨肉 (中公文庫 あ 61-2)

作家
明野照葉
出版社
中央公論新社
発売日
2007-09-22
ISBN
9784122049123
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骨肉 (中公文庫 あ 61-2) / 感想・レビュー

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優花 🍯モグモグ

三姉妹のドロドロした関係。そして、女性の醜い部分が、それぞれに出てた。やっぱり、秋野照葉さんは女性の嫌な部分を書くのは上手いと思います。でも、今回の作品で、四女の存在というのは敵でありながらも、三姉妹にとっては大きな存在であるのは間違いない。読んでる側も、三姉妹の人間の醜い部分に嫌気がさしながも、最後は四女の存在で最悪な気持ちを持たずに読み終えてホッとしました。

2012/12/17

マイマイココア

3姉妹がある日突然父親から、「一番下の妹」としてギャルを紹介された!その日から遺産をめぐったバトルがくりひろげられていく……。3姉妹、みんな性格悪いな~(笑)遺産分割ってホントにこんなに醜くなるのかな~(^◇^;)

2015/02/18

パカゲニー

明野照葉さんの2005年の作品。ある日突然成人した3人の娘の前に父親がギャル風の女子高生を妹として紹介したところから始まるブラック・コメディ。 性格も容姿も異なり決して仲が良かったとは言えないる3人の姉妹が突然現れた{妹}の前に結託しその存在の否定に向けて戦う。血を見ることなく、おどろおどろしい出来事は起きないあくまで争いごとは死んでもない人間の残すであろう遺産額をとらぬ狸と計算して減額されることに対する不快感。結末もひっくるめて着眼点が面白く感心しました。

2024/03/04

きら

会社を退職して悠々自適の父親が、突然家に連れてきて三人の娘に紹介した常識はずれの少女・・・それは、誰もが存在を知らかった四女だった。今度の遺産分配のことを考え、四女をなんとか家から追いだそうとする三姉妹だったが・・・ うわ、ジャンルわけ難しいなーこれ! ブラックユーモア小説って捉え方でもいいのかもしれないけど、ある意味ではホラーな気もするし。四女の内面がまったく描かれないので、受け取り方一つですべてが変わってしまう。三姉妹の心の醜さには辟易させられるが、そここそがこの小説の面白さというのもなんともはや。

2010/10/22

kinoko

3.5点 骨肉の争いのことだったのか

2009/09/30

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