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自殺自由法 (中公文庫 と 27-1)

自殺自由法 (中公文庫 と 27-1)

自殺自由法 (中公文庫 と 27-1)

作家
戸梶圭太
出版社
中央公論新社
発売日
2007-11-01
ISBN
9784122049383
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自殺自由法 (中公文庫 と 27-1) / 感想・レビュー

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予想と大分違った。違いすぎた。醜い思想と憎悪と暴力と狂気に満ちていた。自殺を迫られたら、それが当たり前の社会になったら人間はこんなにも欲望を丸出しにするのだろうか。明日死ぬって決めたら犯罪を犯罪をおかすのでしょうか。内容に全然ついて行けなくて、後半は飛ばしながら読みました。もう読みたくない。

2016/02/10

りょうこ

タイトルだけで買ってみたけど..想像してたのとは違った(´・ω・`)戸梶圭太さんは2冊目なんだけど...今回のは救いがない人が多い。最初の人はどうなったのだろう?出だしは良かったんだけど中盤以降読むのがきつくなった。

2016/06/13

ヒロユキ

表紙だけ見るとまじめそうな本に見えますが、全くもって内容はそんなことありません(笑)…自殺がタブーではなくなった社会…周囲の人々に害悪を撒き散らすような「激安人間」たちに「ぜひ死んでくれ」と突きつけるのも、自分のことしか考えられない「激安人間」たち…。死ぬことが自由になった社会を描くことで、生きていることは幸せなんだと伝えたかったのであろうか…いや…トカジさんだし、そりゃないか…。

2013/12/23

Junichi Yamaguchi

『首相なんてただの部品』… 感情を逆なでするような内容だが、自慰を薦める国のなかで「生きる価値」を見出せたなら、その価値は相当なものだと思った。。

2016/10/10

ハチアカデミー

A 自殺自由法成立後の日本では、希望者は自逝センターへ行き、国家によって自殺を幇助されることができる。ダラダラと生きて国の金を使われるよりも、殺すことに金をかけた方が安上がり、ということである。トチ狂った設定でありながらも妙に生々しさを持つ物語空間の中で死ぬ自由が保障されたとき、人々は「生きる意味」を求められる。20~30人の固有名詞を持った登場人物達が、死を突きつけられもがきまくる。大きな物語たることを放棄し、徹底的に小さなエピソードを重ねる。世界の空虚さを徹底的に暴く、倫理人道ヒューズぶっ飛んだ怪作。

2012/12/21

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