木枯し紋次郎中山道を往く 1 改版 (中公文庫 さ 16-8)
木枯し紋次郎中山道を往く 1 改版 (中公文庫 さ 16-8) / 感想・レビュー
ワッピー
ニヒルで流されない美学の体現者というようなイメージを持っていましたが、実際に読んでみて、「虚無」に圧倒されました。人とかかわることもなく、心を動かすこともないよう律しているにもかかわらず、そうはいかないジレンマが見せ場ですね。
2014/03/11
青沼ガラシャ
ハードボイルドミステリ短編集として楽しめた。各話全てのラストには大抵死体の山が積み上がります。子供が死ぬエピソードは辛かったな。様々なジャンルの要素が見事に融合されてて、ペリー・メイスンみたく、「木枯し紋次郎」シリーズが一つのジャンルになってしまっているような気がした。
2021/12/05
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