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神の領域: 検事・城戸南 (中公文庫 と 25-14)

神の領域: 検事・城戸南 (中公文庫 と 25-14)

神の領域: 検事・城戸南 (中公文庫 と 25-14)

作家
堂場瞬一
出版社
中央公論新社
発売日
2008-10-25
ISBN
9784122050570
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神の領域: 検事・城戸南 (中公文庫 と 25-14) / 感想・レビュー

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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

鳴沢シリーズのスピンオフという事を知り手に取った作品。箱根駅伝で途中棄権という苦い過去を持った検事城戸が主人公。横浜で起こった一件の殺人事件、被害者となった大学生。事件を調べるうちに明らかになる暗い影。神に与えられた才能のある者だけが知ることができる「神の領域」がある。どう足掻いてもそこに行き着くことができない者はどうすれば良いのか?城戸が自ら下したつらい決断。面白く読めましたが、中盤で大筋が見えてしまったのはミステリーとしてはちょっと残念。★★★

2015/12/23

s-kozy

箱根駅伝での途中棄権という経歴を持つ検事が主人公。アスリート物と警察物という著者が主戦場とする二つが揃っており、面白くない訳がない。冒頭の箱根駅伝の描写で「神の領域とはこのことか」と思わされたが、それだけにはとどまらず、二重三重の意味があった。登場シーンは多くないが、「かみさん」も非常に重要な働きをしていた。まだ二冊目までしか読んでいない鳴沢了シリーズも読み進めなくては。

2013/11/23

茉莉花

横浜地検の本部係検事である城戸南。身体を故障し大学時代に箱根駅伝で途中棄権した苦い過去を持ち、未だに走る気になっていない。そんな南は、高校の同級生である久松が監督を行なっている湘南大陸上競技部に所属していた生徒の殺人事件を担当する。最初のうちは簡単に解決すると思われていたが、事件を捜査していくうちに、陸上界を揺るがす大きな闇に突き当たる。そんな事実はあり得ないと思いたい南だが、それは事実でしかなく…。ところどころ出てくる南と南の義父、南とその娘の会話にも注目✨

2022/01/29

タツ フカガワ

箱根駅伝で途中棄権した蹉跌がいまも重く心に刻まれている検事の城戸南が担当した殺人事件の被害者は、奇しくも高校からの親友で、天才ランナーだった久松が監督する大学陸上部の元部員だった。事件の真相は明らかになるが、物語の結末としてはモヤモヤ感が残るものでしたが、スーパーではない中年検事の城戸、スーパーな事務官直ちゃん、ちょっと尖がった新米検事美希ちゃんのキャラクターや3人の人間関係が面白く、先のモヤモヤ感を解消してくれました。

2022/09/29

GAKU

堂場瞬一さん好きの母から譲ってもらった1冊。鳴沢了シリーズにも登場する、横浜地検の検事、城戸南を主人公とした作品。久しぶりに堂場さんの作品を読みましたが、中々面白かったです。あと4冊同じく堂場さんの作品を譲ってもらっているので、ぼちぼち読んでいこうと思っています。

2022/10/14

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