ゲリラ戦争: 新訳 キューバ革命軍の戦略・戦術 (中公文庫 ケ 3-4)
ゲリラ戦争: 新訳 キューバ革命軍の戦略・戦術 (中公文庫 ケ 3-4) / 感想・レビュー
tom1969
間違いました。ゲバラ伝記ではなく、完全にゲリラ戦の戦い方の本です。日本で言うと「五輪書」的なノリです。信念のもとに戦うゲリラ戦はテロとは全く異なる事は理解しますが、流用が効きません。
2017/02/11
テツ
サルトルが「同時代で最も完璧な人間」と評したチェ•ゲバラ。彼による『革命のやり方』指南書。ゲリラ戦のやり方、組織の作り方&運営方法。ゲバラの全てについて諸手を挙げて拍手喝采しようとは思わないけれど、社会を変革しようとする強い意志、そしてそれを行うための大局的な視点と分析能力は凄まじいの一言に尽きる。時代が生んだ英雄の一人である事は確かだよな。願わくば生き急ぐようなことはせずに闘争の後に自分達の創り上げた世界を運営して欲しかった。
2014/10/30
...
ストイック
2015/07/05
Edo Valens
もう50年も昔の本であるけれど、ここに書かれているのは未だに使えるような、重要で基本的な事が多い。まさに教科書といった雰囲気。農民を味方につけるための鉄則や、最も優先するべき軍需産業は何かなどの実践的な分析と、p.139「我々は心底からテロリズムを否定する」などの抑制のとれた思想がゲバラらしい所だろうか。しかし、やはり戦士を「教育」しなければいけないということは自由は少ないのだなと思う。それでも当時の政府よりは自由に溢れていたから人が集まったのでしょう。あとがきには、ゲリラ戦の歴史やその言葉の起源なども。
2014/11/11
カフカとビールを
エルネストさん本人が書いた戦いの教科書。ゲリラはテロリズムとは別もの。ヒットアンドラン、メヌエット、サボタージュ。
2016/09/26
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