華麗なる古都と古城を訪ねて (中公文庫 ふ 37-6)
華麗なる古都と古城を訪ねて (中公文庫 ふ 37-6) / 感想・レビュー
おとん707
古都と古城は出てくるものの、そのものに対する記述は少なくそこに纏わる人物伝といった感じ。読み始めて早々に違和感を感じた。例えば「日本を大パニックにおとしいれたかのノストラダムスも、」と言うような大げさな表現や一方的な人物評価が散見される。マリー・アントワネットの評価などかなり一面的だ。地理に関しても例えばウィーン郊外にあるベルヴェデーレ宮殿とあるが旧城壁の外ではあるが市中心から2キロほどで郊外ではない。全般に雑で記述の正確さが気になる。本書とともに関連の本も読まないと偏った知識を得ることになりそうだ。
2021/02/19
半べえ (やればできる子)
★★★
2015/12/23
なおこっか
藤本ひとみの本、中学生の時以来で手にとったわ…。要点をかいつまんで説明する力量は流石。中学時代、藤本本のあとがきにちらと書かれたローマの記述だけで、かなりローマ行きたくなったもんね。建築案内ではないので、縁の人物に惹かれて訪ねるという趣向が強いけれど、そんなテーマもまあよし。写真はもう少しなんとかして欲しかった。白亜のヴェルヴェデーレが黄ばんでいるのにはがっくりきました。
2014/06/11
ELW
敢えて読んでみた。ショレのようにもっとマイナーなのを取り上げて欲しかった。『ハプスブルクの宝剣』を読んでおいてよかった。
2014/05/11
みや
☆☆☆
2009/05/24
感想・レビューをもっと見る