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さびしい文学者の時代: 「妄想病」対「躁鬱病」対談 (中公文庫 は 59-1)

さびしい文学者の時代: 「妄想病」対「躁鬱病」対談 (中公文庫 は 59-1)

さびしい文学者の時代: 「妄想病」対「躁鬱病」対談 (中公文庫 は 59-1)

作家
埴谷雄高
北杜夫
出版社
中央公論新社
発売日
2009-04-01
ISBN
9784122051423
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さびしい文学者の時代: 「妄想病」対「躁鬱病」対談 (中公文庫 は 59-1) / 感想・レビュー

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KAZOO

埴谷雄高と北杜夫との対談集で、北さんが鬱症のときのようでいつもの高揚した感じはありませんでした。埴谷さんのほうがよくしゃべっている感じがします。またもと共産党員時代のころの話が今まで知らなかったので結構興味深く読みました。

2014/12/16

Teppei Tsujiyama

北杜夫と埴谷雄高の対談本。北杜夫が鬱のため、「インタビューしてる」というくらい口数が少ない。北「宇宙の話がききたい」埴谷「火星が~、、、思索的双生児が、、、」北「いま、ちょっと酔っているので分かりません」埴谷「これはね~(詳細な解説しながら話がずれていく」北「疲れたのでufoの話しましょう」埴谷「美しい魂の、、未知との遭遇が、、、黒体輻射の温度が~」北「今、鬱なので分かんないです」。これで対話が平和な雰囲気なのが面白い

2014/11/06

銀雪

埴谷雄高、北杜夫ファンの後輩がそれぞれいるので興味を持って読んでみた。思ってたよりすんなり読めた。かれらの著作をあまり知らなくてもまあまあ楽しめたけど、「死霊」「どくとるマンボウ」あたりは読んでおきたかったかも、と思ったり。文学のあり方、文化についてなど考えさせられる。文芸部員としては特に。大岡昇平とか、かれらと親交のあった作家の著作にも手を伸ばしてみたい。とりあえず、埴谷、北ファンの後輩たちは、それぞれ埴谷、北の影響を強く受けていることがわかった(笑)。

2011/03/14

まゆき

埴谷さんがアカとして逮捕されたときの話が印象に残っています。台湾で日本人が傍若無人だったという記憶についてもどこかに書いているようなので探してみたい。

2012/04/27

マニエリストさん

精神があるからには精神病はありますという趣旨の発言。名言ですなあ

2014/12/02

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