ブルー・ローズ 上 (中公文庫 は 61-1)
ブルー・ローズ 上 (中公文庫 は 61-1) / 感想・レビュー
Tsuyoshi
警察キャリアの娘の失踪において依頼を受けた元刑事の徳永。事件の背景に警察キャリア同士のポスト争い、SMに陶酔するキャリアの妻たち、政治家の黒い過去が渦巻き、探し出すだけではすまされない身の危険が徳永を襲う。下巻へ続きます。
2018/06/06
えみ
どうしてこんなに人の秘密を知っていくって面白いのだろう…その秘密が後ろ暗いことなら尚更。セレブ妻たちの秘密、それは危険を孕んだ甘美な魅惑。夢想に酔いしれる為の王国「ブルー・ローズ」。探偵を生業としている元刑事・徳永が依頼を受けた失踪事件の先に待っていたのは、激情渦巻く女王たちの秘密と警察内部の権力抗争劇。剥き出しになった欲が絡み合い、どす黒い感情は包み隠す事無く暴力的に漂う。毒吐き、嘘つき、皮肉に、脅し、おまけにエロスまで濃厚に。この世界観、所謂ノワール小説と言われる仄暗さにとても惹かれる。下巻が楽しみ。
2019/10/18
陽
この作者の作品は読むにつれどんどんスピードが速くなって慌ててしまう。下巻はなかなか売っていないな。SM?自分の妻の秘密の性癖だったなら・・・楽しみが増えるな。少し怖いけど革のコスチューム着た姿見てみたいと思った。
2020/11/27
じゃじゃまる
警察キャリアの娘が謎の失踪。捜索する元刑事。対立する公安警察。絡んでくるSMクラブ、近親愛、、、、、馳さんの長編。主人公のわたし=徳永が、ひねくれているのが良いw 英ちゃんの容姿が、どうしてもHGになってしまう、、、さ、下巻へ。
2014/11/26
keith
馳星周にしては何かかったるい。下巻に期待しよう。
2014/06/14
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