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双調平家物語 10 平治の巻2 平家の巻 (中公文庫 は 31-29)

双調平家物語 10 平治の巻2 平家の巻 (中公文庫 は 31-29)

双調平家物語 10 平治の巻2 平家の巻 (中公文庫 は 31-29)

作家
橋本治
出版社
中央公論新社
発売日
2010-01-01
ISBN
9784122052758
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双調平家物語 10 平治の巻2 平家の巻 (中公文庫 は 31-29) / 感想・レビュー

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優希

平治の乱のクライマックスと言えるでしょう。躍動する兵士たちに魅力を感じました。少数であっても走り回る源氏と意地を見せる平家。結果、賊臣となった信頼は死罪に、義朝は尾張で死刑になるのに鳥肌が立ちます。清盛はあまり出てきませんが派手で印象的な場面が多くありました。

2019/05/29

筋書屋虫六

王朝政治の終焉、時代は武士が政治の中心にうつってきました。前巻で親兄弟の首を躊躇いもなく犠牲にした義朝は、その甲斐もなく逆心の汚名を負ったまま落ちて、源氏の家人・長田の庄司の謀で悲惨な最期を遂げる。命の扱い方がなんだか違う武士の感性。落ちてバラバラになった義朝の息子達、常盤が連れた幼子…計り知れない遺恨を持って、この先、平家全盛の時代に潜伏するのでしょうか?それもそうなんですが、後白河上皇の存在感が不気味です。

2010/11/22

小葉

信西が討たれ、信頼が逆賊とされ、都は戦火に包まれる。少数精鋭の活躍なるも、多勢に無勢の源氏。一人欠け、二人欠け、義朝もついに最期を迎える。義朝の三人の子を抱えた常磐。ようやく「平家物語」っぽくなってきました。

2010/11/02

tsukamg

平治の乱クライマックス。清盛は意外なほど出番が少ないが、悪源太義平の無双っぷり、信頼の期待を裏切らぬ腰抜けっぷりと、派手で印象的な場面がつづく。清盛の嫡男重盛の見せ場も多い。

2019/05/07

シェルア

ようやく平治の乱が終わった。たしかに、ながかったけど、歴史はずっと繋がっているしなあ。こういう書き方をしてもらってわかりやすい面もある。例えば安禄山の逸話とか。まあ、きれいな文章だし、なんとか読み続けられそうです。 NHK大河ドラマが見たくなった。

2014/09/24

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