母宮貞明皇后とその時代: 三笠宮両殿下が語る思い出 (中公文庫 く 16-5)
母宮貞明皇后とその時代: 三笠宮両殿下が語る思い出 (中公文庫 く 16-5) / 感想・レビュー
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
著者は三笠宮夫妻と長女の近衞甯子から直接に話を聴いているが、三人からは、天皇家や皇族たちの人間としての生き様がはっきりわかるようなエピソードが多数聞き取られている。また、三笠宮は戦中の日本軍の蛮行などにも言及しており、驚くべき内容ではないかと思った。 歴史的史料としての意味をもつ一冊だとも感じた。
2019/09/26
けいちか
インタビュー形式で話が進み、途中で解説が入る、分かりやすい構成。戦時、戦後史や皇室に関しては、こういう本を読んで知識を得ないと、自分からは中々勉強できない。
2016/08/19
sasha
寛仁親王殿下のお口添えで三笠宮両殿下へのインタビューが実現して書き上がったのが本書。香淳皇后とのエピソードで怖いお姑さんとの印象があった貞明皇后だが、百合子妃殿下には濃やかなお気遣いをされたのだな。おふたりが語る貞明皇后のお人柄は勿論だが、長老殿下が語られる戦中のお話は歴史的証言ともなっており大変興味深い。関東大震災後、「着る物のない人もいるのだから」としばらく夏服でお過ごしになった貞明皇后。見習って欲しいよ、今の皇太子ご一家に…。
2014/12/07
さればいや
百合子妃殿下のお美しい日本語、時々お出しになる宮中独特のお言葉が印象的な良書。インタビュー形式が読みやすく、素顔の宮家の方々を垣間見ることができます。貞明皇后(大宮さま)の意外な女性らしい一面も知れる本。
2012/06/01
よくこ
図書館で借りて読んだ
2018/12/04
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