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聯愁殺 (中公文庫 に 18-1)

聯愁殺 (中公文庫 に 18-1)

聯愁殺 (中公文庫 に 18-1)

作家
西澤保彦
出版社
中央公論新社
発売日
2010-09-22
ISBN
9784122053632
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聯愁殺 (中公文庫 に 18-1) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

未解決事件に対する推理合戦。何その無理やりな推理ってのもありますが、最後は見事に騙されて面白かった。

2016/07/26

W-G

七回~と並んで大好きな作品です。こっちはトンデモ設定無しですが、本格王道の面白さを味わえました。名前は確かに覚えづらい。自分にしては珍しく謎解きに参加しながら読んだので、尚更真相にビックリ出来たのだろう。こういう毒入りチョコレート系の作品は、つい謎解きに参加したくなるものの、1ターン毎に新しい発見が追加されていくので、実は考えがまとめづらい。ラストの余韻もいい感じです。

🐾Yoko Omoto🐾

これはまためちゃくちゃ面白い!!実は不覚にも読む前に犯人を知ってしまうという致命的なハンデを背負ってしまったのだが、逆にそのおかげでこの作品の仕掛けを堪能することができた上に、犯人を知って尚予測不可能の着地点の見事さにも大満足させられる結果になった。迷宮入りの無差別連続殺人を、生き残った被害者の依頼により「恋謎会」メンバーが推理・検証する多重推理もの。何を書いてもネタバレとなりそうなので詳しくは控えるが、非常に高度なミスディレクションが重複している贅沢さと狂気を孕んだブラックなラスト。二度読み必至。

2014/04/15

nobby

お気に入りさんの感想から惹かれて読んだ初西澤さん作品。不思議に続きが気になり、ひたすら読んでしまった。連続殺人の生き残りである梢絵が、その真相を知りたいがために、『恋謎会』なる集まりに赴く。様々な推理は回りくどい説も多々あるが、作家毎にめくるめく言い分に入り込んでしまう。そして、もう死んでいると思われている犯人の動機を追い求めている所がポイント。確かにその理由で命狙われたら、やりきれない。ただ結末の後味の悪さはもっとどんより…

2014/08/20

けい

読友さんの評価、レビューから手に取った作品。連続殺人事件に巻き込まれ生き残った被害者である梢絵、彼女はどうしても犯人の動機を知りたくて。事件の真相を突き止める為に集まった人々が様々な推理を展開し・・。真相は?って感じの物語です。飛躍した推理を次々と展開して行く参加者達、この過程が非常に面白くて、物語にじわりじわりと引き込まれていきます。そんな流れの中でもラストに向けて、キッチリ物語は展開。序盤から終盤への変化が急速でありながらも、詳細に書きこまれ、納得のラストでした。面白かった。

2015/01/27

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