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司馬遼太郎歴史のなかの邂逅 1 (中公文庫 し 6-61)

司馬遼太郎歴史のなかの邂逅 1 (中公文庫 し 6-61)

司馬遼太郎歴史のなかの邂逅 1 (中公文庫 し 6-61)

作家
司馬遼太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2010-09-22
ISBN
9784122053687
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司馬遼太郎歴史のなかの邂逅 1 (中公文庫 し 6-61) / 感想・レビュー

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ポチ

エッセイ。出雲と義経の話がとても良かったなぁ。裏話的なところもあり面白く読了。

2019/01/22

AICHAN

図書館本。「神韻ヒョウビョウ」ではあるが、やはりかつての日本列島はまず出雲族によって統治されていた。そこに天孫族がやってきて出雲族は平定されたと考えてよいと思った。出雲族が沿海州のツングース族を祖先に持つ民族の後裔だと感じさせる説は以前にも読んだが興味深い。また、司馬さんのお父さんと同じく空海は山師だとかつての私は思っていたが、『空海の風景』を読んでから考えが変わった。史上稀に見る天才なのだ、と。『空海の風景』のあとがきを読んで、あらためてそう思った。

2019/01/22

金吾

○古代から戦国までのいろいろな人物について触れているエッセイです。幅広さに司馬さんの知識の凄さを実感します。やはり好きな戦国時代の話が好きな部分でした。

2022/06/23

Kaz

「邂逅」とは「思いがけずめぐりあうこと」という意味だそうだ。司馬先生が手がけた作品、寄稿などをピックアップして古代から安土桃山時代までを集めたのが本書。空海、平知盛、斎藤道三、雑賀孫市、黒田官兵衛、秀吉という有名人、偉人、英雄から市井の無名な人々までのエピソードを追うことで、教科書とは違うアプローチで日本史を辿ることができる。改めて伝わって来たのは、司馬先生は秀吉贔屓であり、家康には好意を持っていなかったということ。やはり、司馬先生は大阪人だ。

2018/04/29

かず

去年は「この国のかたち」全巻を読み、今年はこちら。前者に比べてさらっとした読後感。個人的には、もっと強い刺激の方が好み。興味深かった逸話は、倭の字義が「したがう、ゆだねる」というものであること。自分でも調べたことがあったが、これは分からなかった。勉強になった。日本人の特性は今も変わっていないということに驚く。それと、出雲国造が現代でも残っているという事。宮家の御姫様が千家家に嫁いだことが話題になったが、そういうお家柄とは初めて知った。

2019/01/22

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