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冷ややかな肌 (中公文庫 あ 61-4)

冷ややかな肌 (中公文庫 あ 61-4)

冷ややかな肌 (中公文庫 あ 61-4)

作家
明野照葉
出版社
中央公論新社
発売日
2010-10-23
ISBN
9784122053748
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冷ややかな肌 (中公文庫 あ 61-4) / 感想・レビュー

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うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

大央商事の食品部に所属している夏季は後輩と共に出向を命じられた。出向先の店を切り盛りしているのは渡辺真理という女性で、その手腕とは裏腹に外見はとても地味な人で・・。明野さんということでドロドロした展開の話かと思っていたのですが、意外とあっさりしていました。働く女性が増えたとはいえ、まだまだ男社会の中で女性が自分の居場所を作っていくのは難しいなと思わずにはいられませんでした。真理のような生き方をしたいとまでは思いませんが、ここまで吹っ切ることができたら随分楽になる部分もあるだろうなとは思いました。★★★

2012/07/23

そのぼん

うーん、何だかモヤモヤしました。会社から出向を命じられた女性が主人公で、完璧すぎる上司の秘密を探っていく・・・といった感じでした。レストランの雰囲気や会社の中の複雑な感じは伝わってきましたが、何故か作品の世界に入りづらかったです。そのせいか、ちょっと流し読みになっていました。途中、中華料理を食べたくなりました。

2012/11/02

れいぽ

そこで終わるのではなく、もうちょっと先を結末に書き込んでもらえれば、すっきりしたんじゃないかなぁ。話しが面白かっただけに惜しまれます。「シノワズリ」のシステムとか、どこかを取材したのかな。作者が考えたとしたら起業できますよね~(笑)薬膳料理のシーンとか商社の出張シーンとか、ほんと明野さんはデティールがきちんとしていて読みやすいw森山さんが出てくる話はまだ未読なので読んでみたいなー。

2011/01/11

yuu@mayu

『☆☆☆.5』読むのに凄く時間がかかった。勉強しているみたい(苦笑)リラックスというか楽しく読めたのは最後数十ページだけ、その割りに読後感は良い、というややこしい作品。読む人によって評価は別れるでしょう。

2014/11/11

hirocchi

何なんだ、これは!? でも世の中こう言った力も働いてるような気もしますね。でも完全に割り切った人生って有り得るのだろうか。“喜怒哀楽あっての人生”って思う自分は、並なのでしょうか。でもこれでいい。作品は読みやすくミステリーかと思いきや、そう来る?的展開でしたが、白黒ハッキリしたい方は、ダメかも。

2013/07/19

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