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夢は枯れ野をかけめぐる (中公文庫 に 18-2)

夢は枯れ野をかけめぐる (中公文庫 に 18-2)

夢は枯れ野をかけめぐる (中公文庫 に 18-2)

作家
西澤保彦
出版社
中央公論新社
発売日
2010-12-18
ISBN
9784122054097
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夢は枯れ野をかけめぐる (中公文庫 に 18-2) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。介護の問題がメインかなって感じの日常の謎系ミステリー。迷いゴミが一番よかった。

2016/08/04

gonta19

2010/12/30 Amazonより届く。 2024/7/30〜8/2 2年半ぶりの西澤作品。 これまでもさまざまなジャンルの作品を発表してきた西澤さんであるが、これはこれまでにない新しい「老い」と「孤独」を描いた作品。なかなか味わい深く考えさせられる作品であった。

2024/08/02

papako

西澤保彦強化月間。よかった!50歳を前に退職した主人公と、その周辺の人々の悲喜こもごもの物語。介護や家族ゆえの悩みや問題が、たんたんと、しかし少しの悪意をからめて語られる。連作短編の形式ですが、時間がゆっくり確実にたそがれていく様子がじんわりとしみてきました。この前2冊があわなくて残念だったので、この作品が読めてよかったです!

2015/10/17

ぽぽ

ずっと健康で、誰にも迷惑かけずに生きていけたら…だなんて理想でしかない、と思い知らされる。介護、孤独死、地方の高齢化に鋭く切り込む。"老い"がテーマと言うこともあり、寂しい、哀しい、虚しいの連続なのだけど、後味は悪くなかった。私の家では、母が義父の介護をしていたけれど、今思えば本当に凄いことだったんだなと実感。実家に帰る度に確実に老いていく両親を思い出し、申し訳なくなってしまう。どうやって年老いていくのが正解なのかな。

2017/06/07

coco夏ko10角

早期退職した48歳男性が主人公、色んな老人問題がからんだ連作ミステリ短編集。西澤保彦さんの未読作品…と何気なく手にしたけど、ちょうど以前より老後のことを考えることが増えていた時期だったのでくるものがあった。特にラスト…。10年前どころか5年前の自分が読んでも何とも思わなかったかも。でも今の自分はなんだか泣きそうに。

2016/05/17

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