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SROⅢ - キラークィーン (中公文庫 と 26-11)

SROⅢ - キラークィーン (中公文庫 と 26-11)

SROⅢ - キラークィーン (中公文庫 と 26-11)

作家
富樫倫太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2011-03-23
ISBN
9784122054530
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SROⅢ - キラークィーン (中公文庫 と 26-11) / 感想・レビュー

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absinthe

1巻2巻がチェスのように相手を理屈で追い詰める戦いだったのに対して今回はアクションゲームのよう。緻密さよりも行き当たりばったりの行動にやや辟易するが次の話への布石なのか・・・。面白いといえば面白いけど、期待したのとは違っていた。クライマックスで身内に危険が迫る設定も、3度続くとやや飽きる。

2019/01/24

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★★☆Ⅱは飛ばして、Ⅲを読了。o(´^`)o ウーン、凄惨極まりないシリアルキラー以外に特筆する点は無い。犯人やSROメンバーの背景が深く語られる事も無く、ミステリ的素養も乏しい。犯人含め出て来るキャラが全てステレオタイプに確立しているため、妙な面白みに引っ張られ読了。作者の軽快でシニカルな目線が悪事に対して極めて辛辣なのに…何故か犯人を若干ヒーロー扱い、その辺に矛盾とコミカルさを感じる。

2016/05/19

はつばあば

読み友さんの3巻後のレビューにまたもやノセられた。2巻で中止していたシリアルキラー房子。足の痛みを忘れる程の刺激に一気読み。このような人、現実にいるのかしら・・いやぁわからんよあなたの傍に潜んでいるかも(^^♪。彼女もレクター博士並みの主人公になってしまった。こうなったら捕まるまで追っかけますよ房子さん。漫画チックな面白さです。ちょっとエグイ場面もありますが・・人の持つ二面性のうちの残虐さに惹かれるのかも。

2016/06/21

セウテス

SROシリーズ第3弾。「最凶の連続殺人犯」と呼ばれた近藤房子が、護送車から脱走する。第1弾で、大きな被害を出しながらも、逮捕にこぎ着けたSROの面々との再戦が始まる。このシリーズは日本初とも言える、シリアルキラーとの対決がメインストーリーである。さらに1、3弾と奇数刊は近藤房子との物語りになる様だ。本作もトリックや犯人捜しではなく、犯人との対決ストーリーを純粋に楽しむ作品だ。しかし本作は、シリアルキラー房子が主人公に成ってしまい、SROの意味を為していないと残念に思う。SROの特質を、前面に描いて欲しい。

2016/09/03

GAKU

シリーズ3作目。1作目で捕まったシリアルキラーの房子が脱獄。SROのメンバー達を襲う!兎に角この房子のやることなす事、凄惨で残酷。今回はそこまでやる!という場面まで出てきます。毎回、毎回、発生する事件は悲惨なのだけれど、メンバー同士の軽妙な会話、房子のキャラクターの描き方、房子に狙われているのに動じた様子をみせない室長の新九郎など、ハラ、ハラ、ドキ、ドキしながらも、笑ってしまう場面もあり、回を追うごとに面白くなってきました。という事で図書館で4巻も借りてきてしまいました。5巻目以降は予約待ち。残念!

2016/05/22

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