司馬遼太郎歴史のなかの邂逅 (8) (中公文庫 し 6-68)
司馬遼太郎歴史のなかの邂逅 (8) (中公文庫 し 6-68) / 感想・レビュー
AICHAN
図書館本。『歴史のなかの邂逅』全巻読了。明治期の日本人にとどまらず、古代中国の人々、そしてゴッホのことまで書いている。「ゴッホの天才性」には唸った。若いころ新聞社で美術評を書いていた司馬さんならではのゴッホ評だ。私たち日本人は、司馬遼太郎という作家がいなければ自分たちの過去の歴史に自信が持てず、また自分たちの過去の過った歴史を正しく評価できないままで終わったかもしれないと思う。全巻読了して、あらためてそういう感想を持った。
2019/02/02
金吾
○シリーズを飛び飛びに入手しながら読んでいますが、面白いです。初っ端の福田家ヒストリーもいいですが、日本人の部分は面白かったです。「日本人の名前」「日本的権力について」「権力の神聖装飾」「霍去病の墓」は好みです。
2022/07/07
時代
これでシリーズ最後。日本人という括りが良かったかな。他はちょっと退屈だったな。変わり種としてゴッホの事は興味が湧きましたよ。ありがとうございました△
2016/11/09
KAZOO
やっと全巻を読み終わりました。このエッセイは時代別に書かれていて「司馬遼太郎が考えたこと」とはまた異なった感じがしました。この悪寒はどちらかというと有名人ばかりではなく市井の人々も掲載されていて、司馬遼太郎さんの目線の在り方も再認識しました。
2013/07/20
はち
やっとこのシリーズも完結。人物エッセイ、最終巻は、その他の人々。日本人について書いたエッセイが面白い。まさか西郷隆盛という名前は間違いから生まれたとは。この人のエッセイは上手いのか下手なのかさっぱり分からないが、味がある。
2011/04/26
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