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娘始末 - 闕所物奉行 裏帳合(五) (中公文庫 う 28-5 闕所物奉行裏帳合 5)

娘始末 - 闕所物奉行 裏帳合(五) (中公文庫 う 28-5 闕所物奉行裏帳合 5)

娘始末 - 闕所物奉行 裏帳合(五) (中公文庫 う 28-5 闕所物奉行裏帳合 5)

作家
上田秀人
出版社
中央公論新社
発売日
2011-08-23
ISBN
9784122055186
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娘始末 - 闕所物奉行 裏帳合(五) (中公文庫 う 28-5 闕所物奉行裏帳合 5) / 感想・レビュー

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harhy

扇太郎の立場が微妙になってきた。老中水野、目付鳥居の二人の上司のもとで難しい判断と行動を求められる扇太郎。それにしても、鳥居、実際にこんな性格だったんだね。

2013/08/16

小梅@灯れ松明の火

前作の「旗本始末」と密接な関わりをもつ「娘始末」。要するにここでいう「娘」とは「旗本の娘」という意味なんですね。武士と言うのは生産階級ではないから、禄が増えない限りは上は大名、旗本から下は御家人までそれぞれに財政や生活は苦しい。そこで家名を守るためと娘を吉原や岡場所に売りますが、人身売買は違法ですから、それがばれそうになると改易。それを逃れようとして売った娘に証拠隠滅のために自害を強いる畜生のような旗本が出てくる。鳥居耀蔵の走狗であった榊扇太郎がついに決死の抵抗をします。狂い犬の一太郎との決着もそろそろ。

2011/09/16

だいしょう@SR推進委員会

オールキャスト+α。それぞれの思惑が入り乱れて、中盤まで混乱しました。いったい誰をどうしろと言うのだと。権力者って大変。上田秀人ならありがちだが、クライマックスへの巻というのならそれも納得。他のシリーズの主人公たちに似ない肉食的な扇太郎が好みだったので、このまま最後までパワフルに突っ走ってほしい。癒しは某藩の留守居役。これもこの作家では少し珍しいタイプかもしれない。結末まで味方でいることを切望します。可愛い朱鷺と幸せになってくれたらいいな。

2011/09/14

Koning

予想通りといえばその通りなのだけれど、飼い主を換えるのも一苦労どころじゃないと。光明が見えてきたと思わせておいてこれまた暗雲が。続きが更に気になって来たけれど、どうするつもりだぁ(汗

2011/08/24

タカシ

闕所物奉行5巻目。借金の形に売られた旗本の娘の自殺が相次ぐ。扇太郎は水野越前守から調査を依頼されるが、鳥居耀三が朱鷺に魔の手を伸ばす。いよいよクライマックスか、扇太郎は鳥居と決別して最後の闘いに挑むのかな。次巻も期待。

2015/01/04

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