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今日の特集 (2011-09-22T00:00:00.000)

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作家
戸梶圭太
出版社
中央公論新社
発売日
2011-09-22
ISBN
9784122055360
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今日の特集 (2011-09-22T00:00:00.000) / 感想・レビュー

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ジョニー

戸梶さんのお仕事本はやはりブラック企業であった。TV下請け制作会社のよりによってADというブラックの最たる職業。取材先もひどいところで自分の職場はこんなのでなくて良かったと某居酒屋勤務の人も思うはず。激安女が少なかったのが残念。

2015/07/29

韓信

テレビ業界を舞台に、報道番組の孫請け制作会社のADが、ブラックな職場環境といかれた仕事仲間や取材相手に神経と肉体をすり減らしていくさまをブラックユーモアとバイオレンスたっぷりに描く、トカジ流底辺ブラックお仕事小説。パワハラ上司に基地外後輩、性犯罪者に電波な芸術家、猟奇的グループセラピーから終いにはヤクザまで、ほとんどの登場人物がいつもどおり激安野郎ばかりで、胸糞悪さも一周回って清々しい。ハートマン軍曹ばりの罵詈雑言のボキャブラリーと、格差社会をデフォルメ化する風刺精神は相変わらずだが、面白さは及第点レベル

2015/01/19

小物M2

本作はどちらかと言えば初期のエンタメ寄りの作風に近い印象。徹底的に激安人間を描いている「CHEAP TRIBE」や「自殺自由法」などに比べれば全然癖は強くはないはずなので、戸梶圭太の入門としても最適かも。題材としてはTV製作会社つまりマスコミになるのだが、TV業界の裏側を戸梶圭太が普通に描くはずもなく、内容はいつも通りの安い人間達によるバイオレンスコメディ。更に本作の特徴は取材する側も取材される側もどちらも底辺で平等に安い人間という点。結局、そんな安い人間が取材先で集まれば争いは避けられないという教訓。

2014/05/15

chikap610

箸休めに読みました。相変わらずクレイジーでした。

2020/12/14

Thinline

約400頁、息抜きで時々手にとってしまう著者本。どうでもいい話でそのぶん一気に読ませるブラックバイオレンス。終盤はもうむちゃくちゃグチャグチャ、どうでも良くなってくる。ベストドゥって名前よく思いつくわ。

2019/10/29

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