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その妻 (中公文庫 あ 61-7)

その妻 (中公文庫 あ 61-7)

その妻 (中公文庫 あ 61-7)

作家
明野照葉
出版社
中央公論新社
発売日
2012-06-23
ISBN
9784122056480
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その妻 (中公文庫 あ 61-7) / 感想・レビュー

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papako

久々の明野作品。いやー、油断した!ふわふわした共依存気味の夫婦、突然夫が他の女の看護に行くという。残された妻は悶々と日々を過ごしながら、真相を調べ始めると。。。なんだか妻も夫も気持ち悪いなぁ、ふらふらして。。。と思っていたら!なんてことないダメ夫婦の話だと思っていたら。プロローグからの順当なラストと思っていたら、まさかのエピローグ!この感じが好きでちょっとはまり気味の時がありました。また、読んでみよう。

2016/09/29

そのぼん

普通の生活をしていた夫婦の間にひとりの女性が現れたことで変化が生じ・・・。まさか最後の最後にこうなるとは思っていなかったので、驚きました。裏表紙の解説にあった『大胆不敵な罠』、見抜けませんでした。

2013/03/13

ブルームーン

ある日突然、余命間もない女性を付き添う事にしたから1年間待っててくれと言い残し家を出た夫。そんな夫をただ待つしかない妻。やがてその妻の中に芽生えたとある黒い感情。登場人物達の身勝手さが印象深い話。やっぱりこの夫婦よくわからない。

2015/10/17

ケイ

はっきりと言葉にはできないながらも、夫に対して持つ焦燥感や苛立ち。夫しか知らず、夫と別れることなど考えもしない妻。その夫が余命一年の女性のもとへ、それをある種の仕事として行ってしまう。離れている時間に妻に殺意が生まれる理由や過程はよく描かれているが、相手の女性の動機が伝わってこないのが、残念だ。

2013/08/01

てふてふこ

草食系な夫と、色々訳があって納得いかない事に見舞われる聡乃。彼女に同情するかどうか、感想は二手に分かれるだろう。私は仕方がないでしょう、聡乃が寛容無いのではと思ってしまう。でも世間一般はモナミの行為は許せないとの見識なのかな。夫を信じ、依存していた妻の行き過ぎた行動・・・その後はどうなるのでしょう。

2016/01/01

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