今日を生きる (中公文庫 お 79-1)
今日を生きる (中公文庫 お 79-1) / 感想・レビュー
とも
前向きになれる本でした。いじめ、割腹自殺未遂、暴力団…みないつか裏切るんだという気持ちから人を信頼できなかった大平さん自身が、養父から信頼されていると実感できたことがきっかけで新たな人生を歩み始める。その過程が淡々と書かれるなかに、意志の強さが行動力を生むんだということと、人を信じられるようになるのはその人の気持ちの問題だけではなくて、信頼してくれる人の力や言葉とそれに気づくことが必要だと教えられた。ダウン症を抱えて生まれてきた悠ちゃんから、ゆっくり生きるという選択をもらったという考えも素敵だと感じた。
2012/11/10
ゆーや
2012年52冊目。 割腹自殺未遂、暴力団入団、司法試験合格から弁護士、大阪市助役へ、そして授かった子どもはダウン症・・・ 壮絶な人生を経た筆者の、娘への無償の愛に感動。 他社評価を気にしない・周りと比べない生き方、そして育て方。 思い出したくないであろう過去も包み隠さず綴られていて、それでいてすごく前向きな素晴らしい本。
2012/07/29
ベンジャロン
子育て論もあり。子どもは3歳までに一生分の親孝行をする、に納得。
2016/08/27
tomoz
★☆☆☆☆前回読んだ「だからあなたも生きぬいて」がすごく良かったから読んでみたけど、今回は微妙だった…。 ダウン症の娘との生活についてが大きなテーマだけど、全てをきれいに書きすぎ感があるというか、正当化してるような感じを受けてしまって、あまり好きになれなかった。
2014/12/17
ぺんぎん
親として、子育ての方針が明確。
2015/02/27
感想・レビューをもっと見る