ぶるうらんど - 横尾忠則幻想小説集 (中公文庫 よ 48-1)
ぶるうらんど - 横尾忠則幻想小説集 (中公文庫 よ 48-1) / 感想・レビュー
あいちょ。
やっぱり横尾サン素敵だわ(*´▽`*)
2014/05/21
Roti
正直、はじめて横尾忠則の小説を読んで、彼の描くポスターや絵画のポップで前衛的な印象と、小説で表現する精神世界の色調との差には驚いた。しかしその文章で表現される此岸と彼岸の世界のなかにもサブカルチャーの要素や旅の記憶がトッピングされ、また作者の家族観や友好関係も文章の中から垣間見れ、人となりがよく表れている。小説に出てくる三島由紀夫や寺山修司、澁澤龍彦の乗った彼岸バスの中の会話だけでも小説になるだろう。
2013/10/28
いのふみ
幻想、死後の世界、夢。心地よいようでも、不気味なようでもある、言葉に表せない不思議な空間。ちなみに、自分のことを名前で呼ぶダリが超印象的。
2018/05/11
りんふぁ
泉鏡花賞受賞作品。猫本屋に載っていて、気になり借りた。読んでビックリ!こんなに霊界をきっちり書いてるなんて。霊界ならでは、の、あるある現象が愉しかった♪
2015/02/28
とねりこ
文藝春秋の単行本の「ぶるうらんど」を読んだので、この文庫本の内容とは違うかもしれない。瀬戸内寂聴さんと横尾忠則さんの対談を読んでこの本を知った。横尾さんの死生観を基に創作されたお話。その対談を読んでから読んだのですんなり話が入ってきた。4つのお話から構成されていて、それぞれの話は絡み合っている。死後の世界は夢で見るような世界なのかな、という私のイメージと合致している本だった。
2022/11/14
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