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献心 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫 と 25-30 警視庁失踪課・高城賢吾)

献心 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫 と 25-30 警視庁失踪課・高城賢吾)

献心 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫 と 25-30 警視庁失踪課・高城賢吾)

作家
堂場瞬一
出版社
中央公論新社
発売日
2013-06-22
ISBN
9784122058019
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献心 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫 と 25-30 警視庁失踪課・高城賢吾) / 感想・レビュー

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ミカママ

いよいよ最終巻。わたしも人の親として、心の痛む話であった。わたしの中では鳴沢了シリーズ超えたかも。

2018/11/16

あつし@

献身=他人やある物事のために、わが身を犠牲にして尽くすこと…。高城賢吾シリーズ最終巻は献身ではなく献心…。身だけでなく、その身も心もこの解決の為にあった12年間…。この表題は一義的には高城賢吾のものであろう。しかし加害母子にとって逃亡と贖罪の12年も何かへの献心の日々だったのだ…。その事実を聞き終えた後に賢吾はレコーダーの消去ボタンを押す。一気に襲って来る虚無感の終着駅は、失踪課の仲間達と共に再び被害者も加害者も出さないと誓う新たな失踪課と賢吾の始発駅でもあった…。病室での2人の会話と事件の顛末に涙。

2015/07/27

Tsuyoshi

シリーズ第10作。目撃者の発見から急展開を迎える娘・綾奈の失踪事案。憎むべき犯人を逮捕し決着をつけたかった高城だったが憎むべき存在を得れないという何ともやりきれない結末に。必要としてくれる失踪課のメンバー達にどう答えるのか含みをもたせるラストだった。メンバー達との様々なエピソードも中途半端なままのものが多いしぜひ続巻を期待したい所です。

2018/09/27

ゲバオ

「高城さんを待ってる人がたくさんいるんです。そんなこともわからないんですか!」警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ最終巻。全巻同様、エレカシの『悲しみの果て』が染みる…ついに長い年月を経て娘の失踪、死の真相に迫る高城。堂場作品のラスト数十ページの畳み掛けが好きなんだけど今回も鳥肌がたった。真相にたどり着いてしまう虚無感がなんとも言えなかった。「ICレコーダーが壊れてしまってたようだ…」と供述を白紙にした高城の気持ちが痛かった。さて次はこのシリーズにもたまに出てきた大友鉄のシリーズだな。

2017/04/15

ケイ

高城は、娘の死の真相を追うことが行きがいとなり、酒も断ち、先へ進もうとする。失踪課のメンバーにも変化がでそうな雰囲気になってきた。今回は大友や追跡班などのおなじみのメンバーもかなり登場した。堂場さん、みんなが全部読んでることを前提にしてるんだろうか。取りあえず、このシリーズも一区切りついた感じだ。

2014/05/09

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