歌舞伎町セブン (中公文庫 ほ 17-7)
歌舞伎町セブン (中公文庫 ほ 17-7) / 感想・レビュー
ehirano1
歌舞伎町シリーズはやっぱり面白いです。というか歌舞伎町が主戦場である小説はついつい読んでしまします。それが、あのジウの誉田さんが書いたものなら尚更です。本作もグイグイ引き込まれての一気読みでした。次はダムドですね。
2019/11/17
のり
歌舞伎町ダムドを読む前に復習。歌舞伎町の治安を守る為の闇の自警団。金の為だけの殺しは受けないし、規律も多くある。世間では都市伝説化しているが…ある事件で壊滅的打撃を受けた歌舞伎町セブンだが、新生セブンとして復活。「東」の登場で更に盛り上がる。流石の観察眼。目をつけられたらセブンも大変だ。
2018/05/09
🅼🆈½ ユニス™
歌舞伎町の有志が次々と何者かに殺られる。読者にクエスチョンマークを投げかけてストーリーは始まる。中盤まで歌舞伎町の住人、商店街を中心に広がる家族ドラマのようだった。‘誉田哲也’の作品で間違いないの?って感じでグロい描写もほぼ無かった。狐につねられたようにページを捲ってはいつの間にか読み終えていた。舌を巻く程の感動はなかったけど、歌舞伎町の地理を手に取るよう知っているからなのか、何故なのか、ともかく面白かった。7人の殺し屋の今後が気になる。⛓
2018/05/23
nobby
いやはやジウ終焉の場である歌舞伎町がここに繋がるとはお見事!現在版必殺仕事人の結成なる様をワクワク読んだ。偶然という名の必然、それを味わえる心地よさ(笑)何やら曰く付きの不審死から、「歌舞伎町セブン」「欠伸のリュウ」という都市伝説ワードを辿り明かされていくのが分かりやすい。そこに登場するのは圧倒的殺戮能力を示すミサキにジロウ!その正体に勘づくのがシリーズ順番に追ってきた醍醐味♬さらには出番こそ少ないものの東刑事の存在感も半端ない!そんでもってラストでの意味深な問いかけ目にしたら、早めにダムド読むしかない!
2020/12/30
イアン
★★★★★★★☆☆☆<ジウ>サーガシリーズ第6弾。歌舞伎町の役員男性が遺体で発見された。警察が病死と判断する中、記者の上岡らはその最期が先代の新宿区長と酷似していることに気付き…。裏に見え隠れする〝歌舞伎町セブン〟とは何なのか。やがて明らかになる13年前のビル爆破事件の真相とは?メンバーの生い立ちをとっても、一から説明するのではなく「もしかしてあの〇〇では?」と思わせる演出がニクい。登場人物のリンクはあるものの、あれだけ騒ぎになった「歌舞伎町封鎖事件」がスルーされている気がするのは惜しい。評価は★セブン。
2023/03/21
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