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もぐら 凱 (下) (中公文庫 や 53-8)

もぐら 凱 (下) (中公文庫 や 53-8)

もぐら 凱 (下) (中公文庫 や 53-8)

作家
矢月秀作
出版社
中央公論新社
発売日
2013-10-23
ISBN
9784122058552
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もぐら 凱 (下) (中公文庫 や 53-8) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

シリーズ第7弾にして完結編となりました。ハチャメチャバイオレンスに相応しい内容で、とにかく重戦車のごとく突き進んでいきます。特にクライマックスを迎える下巻は、中盤から後半にかけて、ひたすら戦闘シーンが続き、もはや小説の世界ではありません。まるで映画を観ているかのような劇画テキストな描写は、誰にも真似できないんだろうなぁと思います。ストーリー云々ではなく、こういう作品もひとつのジャンルとして存在し、読み手を楽しませてくれる娯楽性はやはり尊敬します。なんだかんだで一つのもぐら伝説が終わったのは寂しいですね。

2016/12/27

KAZOO

後半は、もう半分内戦状態でハチャメチャな感じですがそれなりに楽しめました。作者はこのシリーズを終わらせるにはこれくらいではないとだめだと思ったのでしょうね。警察官僚、政治家、警察の中にも呼応した勢力がやはりいたのかという感じでした。まあ主人公の扱いもこのような結果にしないとまた続きが、ということなのでしょうね。シリーズすべて楽しめました。

2015/06/11

きさらぎ

プロローグを読んだだけで、先を読む気力を奪われそうになった。それ位衝撃的な始まりだった。最終話にふさわしく、派手にドンパチやって大きな花火を打ち上げて終わった、みたいな。電車内での格闘やヘリコプターでの攻防など、迫力あるシーンがてんこ盛り。シリーズ通して暴力シーンは多いけど、基本、勧善懲悪なので単純に楽しめた。小山田がめっちゃ忙しそうだった。あっちにもこっちにも顔を出して、寝る暇なかっただろうな(笑)

2015/04/29

大地

もぐらシリーズ最終作下巻。重火器登場でシリーズ定番のドンパチ。ド派手!!無茶苦茶!!面白かったが、最後ぐらいは竜司と紗由美にハッピーエンドで終わって欲しかった。ド派手で無茶苦茶なシリーズでしたが、大好きな作品です。

2014/04/02

らび

とにかく!シリーズ読破した自分を褒めてあげよう☆ハードでヘビーでハチャメチャでしたし人命の軽さに辟易したものの戦地でもない平和ボケした日本でまるでありそうもない戦闘シーンの数々。ここまで突き抜けちゃうとハードボイルド娯楽作品なのではないかな?そして竜司が迎えた結末には「どうだ!これが男の美学だ!」って感。私には砂浜で遊ぶ親子3人の姿が見える。最後まで戦い抜いたご褒美が有ってもいいでしょう?

2018/09/05

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