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早雲の軍配者(上) (中公文庫 と 26-26)

早雲の軍配者(上) (中公文庫 と 26-26)

早雲の軍配者(上) (中公文庫 と 26-26)

作家
富樫倫太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2013-11-22
ISBN
9784122058743
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早雲の軍配者(上) (中公文庫 と 26-26) / 感想・レビュー

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W-G

早雲シリーズが思いのほか良かったので再読。上巻は北条早雲第五巻とかなり多くの部分が重複しており、するする読了。他作とのリンクという点では、北条家の面々が登場する第一部が重要になるが、話の盛り上がりとしては、二部で小太郎と十兵衛が足利学校に向けて旅立ち、四郎左と出会ってからがいよいよというところ。すっかり忘れ去っていたが、そういえば山本勘助はこんな設定だったなと、朧気ながらに記憶が甦ってきた。先の展開を知ってから読んでみると、この時点で鷗宿が一際存在感を放って見え、作者の思い入れを感じる。

2021/06/14

yoshida

読友さんから紹介頂いた軍配者シリーズ。いよいよ読み始めました。物語の一つの鍵は「足利学校」。軍配者を養成する「足利学校」を初めて知る。16世紀初頭から中期かけての日本の学府が「足利学校」だった。伊豆・相模を手中にした伊勢宗瑞こと北条早雲は、孫である千代丸を補佐する軍配者を養成すべく才気煥発な風間小太郎を足利学校で学ばせる。北条100年の栄華を見据える早雲の慧眼を見る。小太郎は「山本勘助」こと四郎左、仇敵扇谷上杉家の曾我冬之助、越後長尾家の景岳と出逢う。一時、恩讐を忘れ励む小太郎達。これからの展開に期待大。

2017/09/05

あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

ずっと気になってたシリーズもの。上巻は北条早雲に目を掛けられた小太郎が足利学校で兵法等の修行を始めたところまで。意外なライバルの登場に下巻への期待が高まる⤴

2019/06/23

再び読書

あまり知らない北条早雲に興味があるので、読んでみました。早雲の事が少しわかり面白く思いました。また、軍配者と軍師の移り変わりがわかり、興味深かった。小太郎の命を狙う風間六蔵の冷たさが、戦国のならいとは言え、少しい嫌な気持ちにさせられる。また謎の人物、山本勘助に対する新たな出自が興味深い。これが「信玄の軍配者」に繋がるのか想像してしまう。無事難を逃れ足利学校で勉学に励んでいく。これからの彼らが楽しみ。

2016/07/18

yasunon

相性:★★★★☆ 抜粋:「何事も、まずは民を第一と心得よ」 所感:一代で伊豆と相模を治めるまでに勢力を拡大した北条早雲。厳しく育てた氏綱とは対照的に、孫の氏康は優しい子供に育っている。そんな氏康と国の将来を案じて、優秀で忠実な軍配者の候補として見出された小太郎の物語。敵地を超え、命からがらたどり着いた足利学校で始まる学園生活。四郎左や冬之介との関係はどうなっていくのか?入学時に親切にしてくれた景岳、その友達の乾峰は何者?下巻が楽しみ。

2022/05/17

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