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魔法飛行 (中公文庫 か 81-2)

魔法飛行 (中公文庫 か 81-2)

魔法飛行 (中公文庫 か 81-2)

作家
川上未映子
出版社
中央公論新社
発売日
2015-02-21
ISBN
9784122060791
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魔法飛行 (中公文庫 か 81-2) / 感想・レビュー

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ゴンゾウ@新潮部

川上未映子さんのエッセイを初めて読ませていただきました。「乳と卵」の時も思ったが、句点で繋がれた長い文章。独特なリズムでことばが紡がれ、心地よく読ませてくれます。内容は日常の普段の生活で感じたことが綴られています。普通のことが彼女の手を通すととても特別なことに感じてしまう。本編でも書かれていますが物事を精確に観察することって大切ですね。歯医者のことは同感しました。

2017/03/17

こきよ

奔放な文章なんだけれども独特の可笑しみがある。なんだろう…妙な擬音かはたまた遠ぉぉ…い艶めかしさか…。ともかくチャーミングで好きな文章だなぁ。

2016/06/21

風眠

(再読)2016年の始まりは、大好きな川上未映子のエッセイで。もともとミュージシャンだったせいか、文章に独特のリズム感がある。はじまりの「起」と終わりの「結」が遠くかけ離れてゆく思考の広がりに、ゆるりと身を預けながら読む。自由気ままにあっちへ、こっちへ、私を翻弄しながら川上未映子はゆく。文字、言葉、文章、そして描写が、私の目の中を通り過ぎてゆく。美しくて切ない文章の中に、食べることと生きることがあり、でも関西人らしい面白さもあり、こじらせたり、勇ましかったり。たゆたうように読み終え、今、戻ってきたところ。

2016/01/04

優希

日常の小さなことに目や耳を澄ましているのだと思いました。懐かしさと新しさを感じる光がここにいはあります。

2021/05/16

Eee

日々のあれこれを描くエッセイ 時折、詩的な表現が垣間見え 話の途中で詩的なものに変化するので 一瞬驚くが、未映子さんの文章はこんなだったと 思いながら楽しく読みすすめていった 日々のささいなことから、東北の地震のこと テーマや内容は多岐にわたるが しんみりとココロに浸透してくる作品だった

2017/08/17

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