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獅子は死せず(下) (中公文庫 な 65-4)

獅子は死せず(下) (中公文庫 な 65-4)

獅子は死せず(下) (中公文庫 な 65-4)

作家
中路啓太
出版社
中央公論新社
発売日
2015-11-21
ISBN
9784122061934
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獅子は死せず(下) (中公文庫 な 65-4) / 感想・レビュー

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Willie the Wildcat

極限で垣間見る本質。故の勝永と又兵衛・信繁の信頼感。文字通りの死士を体現。活きる場所。但し、時勢の変化は否めない。殿を務めた勝永への正宗の評が全て。大局の勝敗ではなく名を遺す意義!助左衛門の存在意義は、人の持つ弱さを再認識することで活きる路を見出す一端となることではなかろうか。物事の表裏を直視することが、本質への近道と解釈。その助左衛門とねいの愛の育むは温かく、勝永の”命令”も無論愛情。

2016/12/25

巨峰

大阪夏の陣。せっかくの勝永の秘策も纏まりに欠ける大阪方の内部事情ゆえか、目論見を果たせないまま終わる。 後世に残る名を挙げようとするもの、死に場所を探すもの、そして生きようとするもの。それぞれの戦国が終わる。司馬遼太郎の「城塞」と同じ時代。併せて読むのもいいと思う。

2015/12/13

ウィズ

前回読んだ時代小説が天野純希先生だったため、著者の実力不足がやたらと目立った。星

2015/12/21

mataasita

七人の侍みたいな軍略と戦いぶりが見たいわけよ。軍記ものは。司馬さんのなんのやつだか忘れたけど読んだときに毛利勝永最強じゃないか?真田も大好きだけど、もっと騒がれてよいのでは?と思い購入した。だけどこの本はちょっと期待と違ってた。朝鮮出兵から書いてればもっとよかったのかも。星3つ。

2022/05/14

できるだけ

当初の作戦通りにはいかなかったが毛利勝永の隊が次々と敵陣を突破し、布陣が乱れたところに真田幸村の隊が徳川家康の本陣を攻め混むところは読んでて楽しい。そして毛利勝永の隊が最後まで残っているところが好き。この作家さん、島原の乱執筆してくれないかなぁと思う。

2020/05/23

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