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オン・ザ・ロード (中公文庫)

オン・ザ・ロード (中公文庫)

オン・ザ・ロード (中公文庫)

作家
樋口明雄
出版社
中央公論新社
発売日
2015-12-19
ISBN
9784122062047
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オン・ザ・ロード (中公文庫) / 感想・レビュー

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ミーコ

久しぶりの樋口さん。最初から面白く引き込まれたのですが・・・。ペンション経営している高野夫婦 全く関係ないのに 村越達を助けたばかりに殺害され、また これがエグくて吐き気を催しそうになった。余りにも酷い❗ やくざと言えど、人を殺し過ぎ❢ 外国人の研修制度に潜む闇・・・ あってはならない事だと思います。リーホワが故郷に帰れた事だけが救いでした。犬のすず の存在に心が暖まりました。

2016/07/21

マムみかん(*感想記入少なめです*)

ヤクザから命を狙われている中国人女性を護り、帰国させてやるために戦い、走り続けるロード・ノベル。 奴隷労働のような、外国人研修制度への問題提起でもありましたね~。 ちょっと昭和のハードボイルド風ですが、手に汗握って一気読みです! カッコいいおじいちゃん好き、健気なワンコ好きの方にオススメ☆

2016/02/25

エドワード

元刑事の村越が雪山で出会った中国人女性、梨花。その名は東日本大震災で失った彼の孫娘と同じ字だった。梨花の身に起きた、中国人研修生を食い物にする巨大な悪。梨花を助ける村越と、執拗に追跡する頭の切れる悪魔たち。この雰囲気は「野性の証明」に似ている。老人ながら明晰な頭脳と強靭な肉体を持つ村越は高倉健だ。たった独りで、女性たちを守りながら、必死の逃避行を続ける男。結末は二通り考えられる。村越と梨花が逃げ切る道。巨悪があらゆる力で二人を握りつぶす道。ハラハラしどおしのサスペンスは、どっちの結末を選ぶのか?

2017/10/01

外道皇帝

10年前に定年退職した元刑事が人を殺した外国人研修生・梨花を助けて追いかけるヤクザから逃げる。サイコパス柳の殺人は分かるけど阿久津があっさりと人を殺すのが理解出来ない。いくらヤクザでもそんなに簡単に殺しすぎだろう。殺人は柳に任せとけばいいんじゃないの?。ダレることもなくラストまで一気な展開は面白いです。

2016/04/12

ヤスヒ

娘一家を失くし生きがいをなくしていた元刑事の村越。ある事件をきっかけにヤクザから追われている外国人研修生の梨花(リーホワ)と雪の山中で偶然に出会い、そして共に追っ手から逃れるべく決死の逃避行が始まるという幕開け。外国人研修制度の実態など社会問題も組み入れながらのストーリーだった。あまりにもえげつない追っ手。そしてその背後にある悪。それに対して怒りを感じつつも勧善懲悪を地でいく主人公と行動を共にしているような臨場感に溢れる展開。ハラハラドキドキしながらの一気読みだった。

2016/05/15

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