警視庁捜査一課・碓氷弘一1 - 触発 - 新装版 (中公文庫 こ 40-24 警視庁捜査一課・碓氷弘一 1)
警視庁捜査一課・碓氷弘一1 - 触発 - 新装版 (中公文庫 こ 40-24 警視庁捜査一課・碓氷弘一 1)
- 作家
- 出版社
- 中央公論新社
- 発売日
- 2016-05-19
- ISBN
- 9784122062542
警視庁捜査一課・碓氷弘一1 - 触発 - 新装版 (中公文庫 こ 40-24 警視庁捜査一課・碓氷弘一 1) / 感想・レビュー
KAZOO
これは今野さんの碓氷という刑事が主人公のシリーズです。普通の刑事で渡辺裕之さん描くところの主人公とは全然違います。ただ今回は自衛隊から応援を仰いで爆弾テロを防ぐ役をさせています。主人公が刑事というよりも自衛隊から出向している二人も主人公のような気もしました。また犯人側も黒幕が意外な人物でいたということです。6冊出ているようなので読んでいこうと思っています。
2019/03/02
となりのトウシロウ
碓氷シリーズ第一弾。主人公の碓氷は46歳の中年刑事。地下鉄霞ヶ関爆破事件の前夜当直で予告電話を受けた。その初期対応の拙さで責任を取らされるかも、経歴に傷がつくというその思考が内向き、後ろ向きでシリーズの主人公っぽくない。その後、爆破犯の犯人、自衛隊の爆弾のスペシャリスト岸辺和也三曹の目線で物語が進む。続く第二の事件など、緊迫感のあるストーリー展開に引き込まれる。犯人の目的など共感はもちろん理解すら出来ずもやもや感が残る。登場人物の中では和也のキャラが良くその活躍はもっと読みたい。
2022/11/19
ノンケ女医長
著者作品の中では、かなり衝撃的な爆発事故が続く。しかも死傷者が発生し、冒頭から鳥肌が立つ。そのインパクトもあるか、自衛隊から警察へ出向したり、得体の知れない犯人の心理描写が際立ってしまい、警察官の活躍が目立たず、少し物足りない気持ち。ストーリーが散逸しているようにも感じられた。特に・・・教授が助教授を叱るシーン、まるで学生が担当教官に叱られているかのような、チグハクさも気になった。個人的には、夢中にはなりにくかった。
2024/07/21
したっぱ店員
碓氷シリーズ第1作。なんだけど、冠になってる碓氷が出番少なくてびっくり。スーパーな爆弾エキスパートの岸辺が全部持って行ってる。ぬるい日本に天誅を!という犯人を、いくらかは同じ気持ちを持ちながら追いつめていく岸辺。スピード感もあって面白かった。このシリーズは毎回相棒がかわるのかな?また折を見て先も読もう。
2017/12/17
坂城 弥生
犯人視点が早々に入るけれど、かなり幼稚な思考で、日本人を馬鹿にしてるけど、あなたも思い通りにいかないから暴力に訴えるただのガキじゃん、と思ってしまった。
2021/06/16
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