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アリゾナ無宿 (中公文庫 お 87-1)

アリゾナ無宿 (中公文庫 お 87-1)

アリゾナ無宿 (中公文庫 お 87-1)

作家
逢坂剛
出版社
中央公論新社
発売日
2016-12-21
ISBN
9784122063297
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アリゾナ無宿 (中公文庫 お 87-1) / 感想・レビュー

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えみ

砂が巻き上がり煙る街、喧噪の中で走る銃声、馬の足音、無法地帯。無骨な雰囲気が香る1875年、米国アリゾナ。凶悪なお尋ね者を探して街から街へと渡り歩く賞金稼ぎを生業にする彼らの底知れぬ色気が堪らない。目を閉じると映像さえ浮かぶ、巧みな銃さばきで窮地を掻い潜る…場面はいつでもクライマックスのような緊張感と盛り上がり。最強で最高の西部劇、ここにあり!発刊はこの小説の後だが、時代で言えば6年前を描いた『果てなき追跡』シリーズのその後の位置付けとなっている。賞金ハンターと訳あり少女と記憶喪失の日本人の活躍にハマる。

2023/06/12

TSUBASA

時は西部開拓時代。両親を殺され、育ての親もお尋ね者の悪人だった故に殺されたため孤独の身となった少女ジェニファ。彼女は自らを救った賞金稼ぎのストーンと、記憶喪失だが腕利きの剣客の日本人サグワロと賞金首を求めて放浪することになる。ハードボイルドなガンマンとサムライが銃と刀でバッタバッタと賞金首を倒す痛快西部劇を期待してたけど、映画の西部劇に馴染みがあるせいか思ったよりかっこよさが感じられなかったのが残念。どうみても正体バレバレなサグワロの過去を描いた3作目の方が興味があったり。

2018/02/27

かこ

西部劇小説、初読。

2019/08/30

やらい

なかなかお目にかかれない、日本人作家による本格西部劇。決闘あり、インディアンの襲撃あり、駅馬車強盗ありと西部劇ファンなら楽しめる展開が次々に訪れて、本をめくるのが止まらない作品。トレヴェニアンは、西部劇はアメリカ作家だけのものではなく、それぞれの国で思い描く西部がある、と言っていたが、日本の西部劇小説をもっと読んでみたい。

2017/07/15

おなか@

まんま西部劇、しかも王道。。 謎の日本人サグワロ、インディアンに育てられた娘ジェニファ、賞金稼ぎストーン、それぞれキャラが立っていて楽しく読めた 解説堂場さんなのねw 続編行きます

2017/03/15

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