真夏の島に咲く花は (中公文庫 か 74-5)
真夏の島に咲く花は (中公文庫 か 74-5) / 感想・レビュー
じゃに
垣根先生らしい一冊。さらっと読めるんだけど、幸せって何だろう?と考えさせられる作品でした。何も考えずに訪れてはみたい場所ですけどね。
2020/08/24
かぴけろ
よくも悪くも、フィジーという国への価値観が少なからず変化した。とはいえ訪れたい国であることに変わりはないが。 自分達の国なのに、なぜあとから踏み込んできた者達がいい暮らしをしているのか。彼らのせいで自分達が貧しい、苦しいと思っている。 そういったことが原因で起こった悲惨な争いや不幸な事件は、枚挙にいとまがない。 実際に、原因としてどちら側が大きいかはその時々だが、やはり、フィジアン?のこの行動は理不尽に思われるなぁ。 とってもよく観察されているようで、人種や背景、国民性についても大変勉強になりました。
2017/11/04
コニタン
フィジーという国を知ることが出来た。それだけかな、この小説を読んだことで、旅行の行き先のリストから外している心の冷たい私です。
2019/07/24
syuji
再読だけど幸せって何かをあらためて考える機会となり良かった。ポジティブに。
2019/05/12
路地裏のオヤジ
南国の楽園・フィジーは、現地フィジーの人々はかつてお金はなくても穏やかに暮らしていた。それを多くのよそ者が勝手に入ってきて自分たちの価値を押しつけ、現地の人々を苦しめ不満がたまり爆発する。何が幸せか民族、人によって違う。共存共栄は永遠のテーマ。
2023/07/15
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