出張料亭おりおり堂 - ほろにが鮎と恋の刺客 (中公文庫 や 64-2)
出張料亭おりおり堂 - ほろにが鮎と恋の刺客 (中公文庫 や 64-2) / 感想・レビュー
野のこ
こうゆうお話には恋のライバルは必須だよね。と美人女将候補の葵嬢が現る。頑固として仁が助手席を譲らなかったのはもしや。。と思ってたらやはり。仁の傷も知り、香澄は中学の恋?が恋愛に臆病な原因らしい。桜子さんの「なくしたものを嘆くよりも、手のなかに残っているものを慈しむ気持ちを大切にしよう」は私も心がけたいです。サングリアにブランデーを足すのアリなんだ。ウイスキーでもいけるかな?
2020/03/25
ユメ
今回は、葉月から霜月にかけてのおりおり堂の物語。穴子、戻り鰹、秋刀魚、松茸…うーん、読んでいてお腹がわかりやすく反応するのに、どれひとつとして今食べることはできないのが辛い。仁の料理が美味しそうだからこそで、この際「辛い」は褒め言葉である。うちにもおりおり堂が出張してきてくれないかしら。穏やかであるということは満ち足りているということで、その境地に至るまでは恋い焦がれて心が乱れるのが当たり前。桜子さんの言葉には、年長者ならではの重みがある。これは恋以外にも言えることだろう。私も、もっともがいてみよう。
2018/03/18
坂城 弥生
葵と藤村に引っかき回された感じの一冊。
2024/05/10
うまる
シリーズ2冊目。主人公にも仁さんにも刺客が来て波乱の展開か!と思いましたが、逆にそれが良い刺激になり面白くなってきました。仁さんの過去がわかって、今後はどうなるのか気になります。単行本2冊を3冊に分冊した文庫だからか、 話が中途半端で終わったものがチラホラあるので、次巻も読まなければ。変な物好きとしては、ベクシンスキーが話に出てきて嬉しかったです。
2021/02/01
み
さくさくと♪仁さんの事情は重いわ、これは勝ち目はないような^^;でも、彼女のキャラに諦めるなんてないでしょうから、どうなるのか?次作に進みます。
2019/05/11
感想・レビューをもっと見る