男の背中、女のお尻 (中公文庫 さ 18-7)
男の背中、女のお尻 (中公文庫 さ 18-7) / 感想・レビュー
パフちゃん@かのん変更
2018年発行の文庫本を読みましたが、中身は1970年代のものです。お二人は40代か50代。お元気で威勢がいい。愛子さんもまだお孫さんが生まれる前の話。愛子さんも聖子さんも夫婦喧嘩は物を投げるらしくてすごい。
2021/09/05
たろさ
自分が生まれる前の対談集ということもあり時代を感じる。「銃後の戦後と女の旅路」戦前・戦中・戦後の日常についての対談だがこういう話はもっと沢山の人に知ってほしい内容だと思う。「匿名座談会 男性作家読むべからず」言いたい放題感が楽しい。今は亡き作家さん達がわんさかいるので存命中の話を知ることができて尚楽しい。
2022/07/30
アカツキ
ずいぶん昔の対談本で驚いたけれど、対照的な二人のやりとりがとても面白かった。田辺聖子さんが女友達と「三国志」で誰が一番好きかという話をして、可愛らしくて一番いい男だと挙げた人物を佐藤藍子さんが最も踏みにじりたい男と言ったのが可笑しかった。あの人物は遠目美人ならぬ遠目美男だと思う。
2019/07/01
スリカータ
随分昔の対談のようだ。かもかのおっちゃんが生きてるし。登場する男性作家も古すぎて分からない人がいた。それだけ長く生きてこられた人なんだなぁ。野坂昭如さんが田辺さん佐藤さんの前では、下手に出ていたのが面白かった。
2018/06/12
ぶっちゃん
やっぱり年代が年代なので、男の人論はええっー! と思うような事があったり、これ今だとアウトかも(笑)と楽しいお二人の会話。 その中で気になったのは、『女を持ち上げる時代は平和ね。女の人をくそみそにいう、これはものすごく国が右に傾いているわけですよ。いま女の人が一見強いみたいに見えるでしょう。それに反対して、ぼつぼつと女性蔑視の風潮が広がりつつあるんです。いまではソレが新鮮に見えるからそういう人がふえてくると思うの。これはちょっと危ないですよ。右傾化と正比例して動いていく。』1970年代の対談。今はどう?
2022/06/19
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