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ひぐまのキッチン (中公文庫 い 129-1)

ひぐまのキッチン (中公文庫 い 129-1)

ひぐまのキッチン (中公文庫 い 129-1)

作家
石井睦美
出版社
中央公論新社
発売日
2018-09-21
ISBN
9784122066335
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ジャンル

ひぐまのキッチン (中公文庫 い 129-1) / 感想・レビュー

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野のこ

社長秘書として働き始めたまりあことひぐまちゃん。キャベツの千切りもしたことがないのに年に2回のお好み焼きとお客さまに料理でおもてなしをすることに。登場人物がみんな個性豊かで面白い。いろいろ突っ込みどころ満載でくすっとなりました。社長の「人の笑顔を見て生きる、自ら笑って生きる」って言葉が心に残りました。ひぐまちゃん、何事にも一生懸命で応援したくなる。だんだんお仕事にも慣れてて今後も見守っていきたいな。続編も楽しみです。

2019/09/26

ぶんこ

キャベツも切ったことがなかった人(まりあ)、しかも極度の人見知り。そんな人が社長秘書になり、来客に手料理?これはハードルが高い。どなたかの感想にありましたが、吉沢さん、次の人に知っていることはきちんと文字にして残しましょう。それが最低限の引き継ぎの1歩。そんなに大きすぎない会社で、働いている人、何より社長の器の大きさが素晴らしい。離職率が低い会社に入れて良かったですね。地道にコツコツ学ぶ姿勢の主人公まりあさんらしさが発揮できる職場、これは大当たり🎯

2024/07/17

ジュール リブレ

2冊目を先に読んでしまいましたが、こちらも楽しい本でした。人の心に届くものは、飾った豪華な料理ではなく、心のこもった質素なTKGたまごかけごはん、だったりする。お好み焼きを焼いたことの無い新人をヒロインに楽しく美味しそうな一冊。ラストの 鬼まんじゅう、食べてみたい。

2019/08/24

horihori【レビューがたまって追っつかない】

「商社コメヘン」人見知りで終活に失敗した23歳の樋口まりあ。祖母の紹介で入社することに「引き継ぎのお好み焼き」社長秘書の吉沢ゆかりに付き、仕事を覚える。歓迎会は会社でお好み焼きと"ひぐま"の愛称をもらう「苦しまぎれのTKG」ゆかりの送別会にお好み焼きを作り、いよいよ社長の客にも。初めての料理は、恵美須やさん。「愛しのオムライス」社長の前職の部下の北川さん「つめたいおにぎり」社長が月に1回、1人でおにぎりを食べる理由「ふるさとの鬼まんじゅう」予約が取れないイタリアンのイケメンシェフ。会社がユニークすぎる。

2021/03/30

星落秋風五丈原

理系が生かせるという理由で就職したにも関わらず、社長秘書にという意外性はわかるんだけど、となるとテーマは何だろう。自分が思い込んでいる以外にも可能性はあるよ、ということ?料理によっていろいろ社会勉強していくモチーフはわかった。

2018/10/17

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