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ドーダの人、西郷隆盛 (中公文庫 か 56-14)

ドーダの人、西郷隆盛 (中公文庫 か 56-14)

ドーダの人、西郷隆盛 (中公文庫 か 56-14)

作家
鹿島茂
出版社
中央公論新社
発売日
2018-09-21
ISBN
9784122066366
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ドーダの人、西郷隆盛 (中公文庫 か 56-14) / 感想・レビュー

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tonpie

明治維新という革命期。「ドーダすごいだろ、参ったか」という「自己愛の噴出」のために生きた人々(英雄たちとしか適切な言葉が思いつかない)を、とことん解説・分析・批評した本。個人の「情念」というか「心の性癖」が歴史を動かす、そのメカニズムを鮮やかに描いていると思う。司馬遼太郎「竜馬がゆく」(大昔に読んだ)の中で、坂本竜馬が西郷に会った後、勝海舟に問われて「大きな鐘のような人。小さく叩けばそれなりだが、正面から大きく叩けば凄いことになりそうだ」と返した話はまるで謎々のようだった。↓

2021/01/30

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