親鸞の言葉 (中公文庫 よ 15-10)
親鸞の言葉 (中公文庫 よ 15-10) / 感想・レビュー
yutaro sata
詩はコミュニケーションではない。小林さんの『本居宣長』と吉本さんの『最後の親鸞』が大事な本だという話はここに書いてあった。(p276)
高高一
野間宏の『歎異抄』を読み親鸞に興味心酔したなかで、吉本隆明の『親鸞の言葉』を読んだ。両者の解説においても、歎異抄、教行信証の解説は理解できたように感じた。特に、教行信証の二河譬喩は何度読んでも考えさせられる。ただ、対談編はあまり理解出来なかった。歎異抄のようなやさしい言葉で表現して欲しかった。
2019/05/26
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