マタギ列伝(下)-新装版 (中公文庫 や 66-2)
マタギ列伝(下)-新装版 (中公文庫 や 66-2) / 感想・レビュー
剛腕伝説
何という唐突な終わり方。銃を置いた三四郎が再び銃を取る為に出掛けた修行先で大地震の災害に見舞われるという唐突な終わり方。 あとがきを見ると何か作成に関するトラブルに巻き込まれたらしい。 唐突な最後以外にも突っ込みどころ満載の拙い構成でもあった。鷹匠になった三四郎がマタギに戻ろうとするくだりも説得力皆無。自身が妻帯して子供までいるのに、故郷の人々に隠していることも説得力も必然性も無し。流石に動物の生態や自然のことについては良く描けているものの、原作者不在のボロは隠しきれず、残念な作品。
2024/09/07
aki.com
上、下巻の流れを打ち切る唐突な終わり方にショックを隠しきれず動揺しました。しかし、マタギとして山の動物の命を狩って来た事を思えば、この終わり方も生き物として自然の摂理と思い無理矢理納得させました…
2024/10/06
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