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レギオニス 勝家の決断 (中公文庫 に 22-4)

レギオニス 勝家の決断 (中公文庫 に 22-4)

レギオニス 勝家の決断 (中公文庫 に 22-4)

作家
仁木英之
出版社
中央公論新社
発売日
2019-07-23
ISBN
9784122067585
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レギオニス 勝家の決断 (中公文庫 に 22-4) / 感想・レビュー

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巨峰

面白かった点①清州会議の新たな解釈。②実子のない勝家は養子を沢山もっていたけど、そいつらがお互いに意識しすぎて軍団が上手くいかなかった模様。

2019/10/13

如水

長かった?柴田勝家物語も本巻で完結。話は手取川~最後迄。総括すると『鬼』が(異名が鬼柴田ですから)鬼とも思えない朗らかと言うか○ケているというか💧…保守的な思想だったからこそ信長の死後もそう言う顛末か~と言うのが率直な感想です。思わず題名買いした(レギオニスですよ!?惹かれますやん🤤)この作品、主に革新派と保守派の鬩ぎ合いの中、御存知織田家は革新派、その中でど~立ち回ったか?が主たる話でした。それにしても…俗名で人名を読んでいるので読む期間が飛ぶと誰が誰だか💦…惣介って誰やねん?と何回思った事か😅

2021/02/11

モーモー

荒々しい武将のイメージだか、この小説では慎重な経験豊かな柴田勝家として描かれていた。 信長がなくなったても自分が頂点に立とうとするのでなく、あくまでも織田家重臣であり続けた勝家。

2019/09/18

熱東風(あちこち)

198頁。戦国時代の主従関係が抱える問題がここにある。主君個人に対する忠義か、或いは主家に対する忠義か。『社稷の臣』という言葉がある。主君に対してのみ忠義を尽くす家臣は主君が亡き後その立場があやふやなものになる。が、社稷の臣はその点ブレがない。柴田勝家はそういう家臣だということなのだろう。/清須会議も賤ヶ岳もあっさり目。前田利家のクズっぷりをもっと細かく描写してやればいいのにと思う。/この作品、細かい間違いが多い。今巻は95頁。上杉謙信が信長より若いという記述があるが、実際は謙信の方が四つほど年上。

2022/07/09

北之庄

シリーズ最終巻、織田北陸軍団を率い門徒に加えて上杉と対峙する勝家。苦労に苦労を重ね、漸くあと一歩のところで信長が倒れる。勝家はじめ一益、長秀と武人揃いの織田軍団長のなかで、1人水際だった政治力を発揮し、主家を乗っ取り始める秀吉。織田家を支え織田と共に滅ぶ勝家が切ない。播州、丹波戦線に比べ、余り描かれることのない北陸戦線や対門徒戦、織田政権の文官達の活躍をテーマとした本作は貴重。

2021/12/28

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