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お春 (中公文庫 は 31-38)

お春 (中公文庫 は 31-38)

お春 (中公文庫 は 31-38)

作家
橋本治
出版社
中央公論新社
発売日
2019-08-22
ISBN
9784122067684
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お春 (中公文庫 は 31-38) / 感想・レビュー

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アンベラー

谷崎潤一郎は読んでないので比較にはならないけどお春を本当に思いやる人間が最後に現れてこの場面のために話は続いてたのかと思った

2022/01/20

陽ちゃん

美しく、ちやほやされるお春ですが、父にも亡き母にも、そしてずっと側にいる乳母のお米にも正面から向かい合ってもらったことはなかったのでしょうね。登場人物がそれぞれ自分の思いだけで動いているような気がします。なので、ラストでお春の婿養子となった孫三郎がお春を気遣う様子に救われました。

2020/02/28

Panja Morimoto

橋本治の手による世話物歌舞伎のような展開で一気に読んだ。

2022/03/27

Nana Gotoh

登場人物が皆、愚かだったり凡庸だったり救いがない中、最後の最後に、男として最も尊い行動をする人間が現れ、救われました。

2019/09/18

phlooi

大店のお嬢様お春が拐かされた先での白昼夢のような日々。。。お春を始め亡き母、父、乳母、番頭、等々の登場人物たちの身勝手さが面白かった。唯一愛のある婿の孫三郎には、お春じゃなくても「お前さん!」って言っちゃう。

2023/11/10

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