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この色を閉じ込める (中公文庫 い 127-2)

この色を閉じ込める (中公文庫 い 127-2)

この色を閉じ込める (中公文庫 い 127-2)

作家
石川智健
出版社
中央公論新社
発売日
2019-12-19
ISBN
9784122068100
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この色を閉じ込める (中公文庫 い 127-2) / 感想・レビュー

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ナミのママ

図書館の新刊コーナーで見つけました。『キリングクラブ』の作家さんだったんですね。…自殺した女性の日記に書かれていたのは10年前に死亡したはずの息子の成長日記。疑問を抱いた薫と赤川のコンビ刑事は休暇を使いニ荘村を訪れてみる。そこはカニバリズムの噂がある村だった…とても興味あるストーリーなのですが何か足りない気がしました。キリングの時も思いましたがもっとガツンと強烈さが欲しいです。でも読みやすかったのと、2人の刑事は面白かったです。『ため息に溺れる』の続編のようなのでさかのぼってみます。

2020/01/26

さっこ

病死した女性の日記から、とある寂れた村に隠された10年前の秘密を探る薫と赤川。彼女の息子は、事故死か他殺か、それとも生きているのか…前半はそれなりに引きつけられましたが、後半唐突すぎて少し拍子抜けでした。帯の文句が煽りすぎ。

2020/03/29

おかむー

ミステリの要素に不備はなく鬱屈した女刑事ととぼけたバディの組み合わせも及第点、でもどうにも物足りない。『可もなし不可もなし』。突然死した女の日記に描かれた10年前に事故死したはずの息子の成長の記録。調査する女刑事・薫は奥多摩の閉鎖的な村との関わりにたどりつく。■元夫からのモラハラによるトラウマを抱える薫が何かと自分の境遇と目の前のことを絡めて迷う様子に終始イライラするが無神経デ〇で資産家のバディ赤川のキャラが救い。事件の真相はよくできているが驚愕でとまではいかない程度。及第点ではあるけどあくまで平均点。

2020/11/22

momi

そこはカニバリズムの噂のある閉鎖的な村…。人は真実を守るために嘘をつき、嘘をつきとおすために人殺しになるのか!?悲しい嘘で塗り固められた村の悲劇…。真相を知った今、一人の悲しい女の死が痛ましくて仕方ありません。孤独死した女の自宅で見つかった日記…。それは10年前に亡くなったはずの息子の成長記録!!ん〜、私は面白かったけど…あともう少し深く書かれていたら…。それでもこの作品に魅了されるのは美しいタイトルと著者の作品が好きだからだと思います!

2020/01/14

あっちゃん

シリーズ2作目!孤独死した女性の日記に書いてある死んだはずの息子の成長記録に違和感を覚え、せっかくの連休を閉鎖的な村に確認に行く刑事のコンビ!横溝正史ばりの村で案の定、土砂崩れでクローズドサークル(笑)とても刑事とは思えない素人臭い2人が堅すぎず、かと言って砕けすぎず私的には丁度良い( ̄▽ ̄)

2023/04/18

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