新装版 マンガ日本の歴史1-秦・漢帝国と邪馬台国 (中公文庫 S 27-1)
新装版 マンガ日本の歴史1-秦・漢帝国と邪馬台国 (中公文庫 S 27-1) / 感想・レビュー
榊原 香織
マンガ シリーズ27の1 脂の乗り切った時期の作(でも私が好きなのはもっと前のだけど) まあ、ぼちぼち読んでいこうかな、と
2023/03/21
剛腕伝説
縄文時代末期、水稲栽培が渡来しムラ社会が発達した。しかし、ムラ同士の諍いが絶えず、倭国は乱れ大乱となる。そこで統一国王として邪馬台国の卑弥呼が任命される。卑弥呼は大いなるカリスマ性で倭国を治める。魏の国(曹操)と交流を図り倭国統治を、万全なものにしていく。 この時代の日本史には興味を惹かれなかったが、読んでみると結構面白かった。
2022/05/26
よっしー
縄文、弥生時代から邪馬台国まで。魏志倭人伝を元に、当時の風俗なども描かれていて面白い。文章だけの本よりマンガの方がわかりやすいこともあるので、サラッと読むにはとても良い内容。古くから中国・朝鮮に広く見られ日本の八咫烏にも痕跡を残している火烏(かう)という鳥が登場するが、「火の鳥」のようで興味深い。
2023/11/26
Kyohei Matsumoto
日本の歴史の本がちょうど新装版で漫画になるということで、購入してみた。2022年6月まで発刊され続けるらしい。長期戦になる。日本の歴史の卑弥呼や邪馬台国の話は結局事実がどうだったのかもよくわからないから、ある意味で創作になっていくことは容易に想像がつくが、やはり過去の文化や習慣は関心が高い。神がかりや霊的な話、占いや呪の考え方が今の科学の代わりだったんだろう。自然を秩序づける見方をつけるというか。そういう生活的なところまで、やはりマンガは再現しやすいように思う。こういう歴史に関するものには向いている。
2020/11/21
kentaro mori
なるほどと思ったのは、自然を破壊したり、動物の命をいただく、その初めから罪の意識があり、その意識から神への祈りがうまれた、という箇所。原罪。
2021/01/30
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