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新装版 マンガ日本の歴史3-律令国家の成立 (中公文庫 S 27-3)

新装版 マンガ日本の歴史3-律令国家の成立 (中公文庫 S 27-3)

新装版 マンガ日本の歴史3-律令国家の成立 (中公文庫 S 27-3)

作家
石ノ森章太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2020-11-07
ISBN
9784122069459
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新装版 マンガ日本の歴史3-律令国家の成立 (中公文庫 S 27-3) / 感想・レビュー

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榊原 香織

聖徳太子とか大化の改新とか

2023/05/03

よっしー

3巻は「律令国家の成立」。今の日本の形ができてきたのがこの時期なのだろう。日本史のだいたいの流れを知るにはわかりやすいマンガ。聖徳太子の活躍、蘇我氏の専横はもっと詳細に描かれても面白そう。

2023/12/09

totuboy

白村江の戦いが当時の日本にとってどれだけのインパクトだったのかがよくわかる。また、全国に勢力を伸ばし、律令国家として成り立っていく過程の中で、各地の言い伝え的なことをどのように克服し、中央政府の意向を浸透させていったのか、その苦労まで描くところは素晴らしかったと思う。このシリーズはただ歴史的にあったことを事実として描くのではなく、編者の学説、主張を取り入れ、歴史の一つの側面を示しているところがよい。ぜひ、全シリーズをそろえたいと思う。

2021/02/02

Kyohei Matsumoto

大化の改新や、律令国家が出来上がった話など。6世紀や7世紀というとかなり昔の話に感じてしまうがもうこの頃には中国や朝鮮半島の外交を意識して国が侵略されないようにいろんな形で国内も国外もうまくやっていく政治家の姿があったのだなと見て取れる。乙巳の変で考えが違う人を抹殺してなんとか外交をできるようにしたりとか、古事記や日本書紀を編纂することで日本が歴史ある国であり、国際的にも大国であることを保持し続けるために記録を残すなど、国家を維持することに真剣になってきた人の話はとても興味深い。

2024/04/23

Nori

飛鳥時代の日本の歩んだ道を振り返る。富が蓄積されていく過程で、自らが手を汚すことなく管理する側に回る者が出現し、貧富の差、支配する者される者に分かれ、少ない絶対的なポストを巡り血で血を洗う権力闘争に明け暮れる。その末裔が現天皇家と思うと、今の天皇や現上皇は、余程徳を積んで人格者としての自身を磨かれたのだなぁ、と感じる。この頃の中国というのは、東アジアの世界において圧倒的な存在として君臨しており、日本は地理的な好条件を味方に、何とか直接的な支配から免れていたというのが本当の所。今の姿とそんな変わらないよね。

2021/12/26

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