新装版 マンガ日本の歴史4-平安遷都と密教の隆盛 (中公文庫 S 27-4)
新装版 マンガ日本の歴史4-平安遷都と密教の隆盛 (中公文庫 S 27-4) / 感想・レビュー
榊原 香織
空海登場 流行り病、多発する地震、暴風雨による被害、平安時代て最近の日本みたい。そして次に来るのは富士山噴火(平安時代の話) 全27巻の4 マンガ
2023/06/04
totuboy
このシリーズは歴史的な出来事について、大きくとらえ、編集者がどのような解釈のもと歴史を考えているかをとらえないと面白く読めない。本来歴史というのは名もない庶民たちの大きなうねりを、時代としてとらえることが本筋であり、あくまでもこの本はそれを考える一つのきっかけを作ってくれるものである。仏教という考え方がどのように為政者に影響を及ぼしたのか、一つの視点を提案していると思う。
2021/02/09
よっしー
4巻は、平安遷都と密教の隆盛。長屋王の変、聖武天皇の大仏建立、道教の宇佐八幡神託事件など。藤原氏の他氏族排斥の争乱についての動きなど今後の藤原氏の台頭、摂関政治への過程が描かれている。
2023/12/11
とびを
登録するの忘れてた
2021/12/05
Kyohei Matsumoto
仏教が受容されてから大仏を作られ、平安に遷都し、摂関政治が展開していく激動の時代が語られている。最澄と空海は接触があったものののちに分離してそれぞれの仏教の宗派を作っていったというのも面白かった。不遇なまま亡くなった早良親王が祟りとして現れるなど、亡霊として危害を加えるという考え方もこの時代は多くあったようだ。政治と天皇を分けていくという考え方も、継承上若い天皇がならざるを得なかったということでおきてきたが、そもそも藤原がやってきたものをついでいくということに実質的に切り替わっていったのも面白い。
2024/05/19
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