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異常探偵 -苺さん殺人事件 (中公文庫 ま 52-1)

異常探偵 -苺さん殺人事件 (中公文庫 ま 52-1)

異常探偵 -苺さん殺人事件 (中公文庫 ま 52-1)

作家
前田司郎
出版社
中央公論新社
発売日
2021-02-25
ISBN
9784122070349
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異常探偵 -苺さん殺人事件 (中公文庫 ま 52-1) / 感想・レビュー

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kk

少し変わった人たちの、かなり変わった物語。とってもシュール。帯にあった「最高にくだらない傑作」っていう惹句、ある意味、言い得て妙かな。ただし飽くまでも「ある意味」ね。

2021/03/26

アオノ

こんなタイトルなのに、ミステリーではありません。怪人と探偵と少年探偵団は出てきますので、乱歩的ではあります。帯に『最高にくだらない傑作』と書かれていますが、全然くだらなくない!まあ、最高でもない。確かに前半はふざけてるの?という展開が続きますが、次第にそうではない事がわかってきます。怪人・空気ゴキブリも宇宙船探偵も探偵団の少年少女も、社会に適応できず、はみ出てしまったアウトな存在ですが、決して憎めない。むしろ宇宙船とかゴキブリが格好良く思えてくるから不思議。ラストに少しだけ希望が灯るのも良かったです。

2021/05/14

らいむ

第一話の空気ゴキブリの描写が圧倒的に良い。

2022/10/18

jolly

たまに読みたくなる前田作品。これもまたぶっ飛んでていい。ほかの作品もどんどん読み進めようと思った。

2022/06/13

askmt

乱歩へのオマージュ。とはいえ日常が非常識化している昨今、変態趣味を描くのも相当苦労するよなというのが実感であり、そのような困難さの中でなお完成度は高いと思えた。

2021/04/26

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